各種断熱材による断熱性能を検証
今回の試験では、ファース専用断熱材「エアクララ」と100倍発泡ウレタンフォーム、グラスウール24Kを用意して断熱性能の比較試験を行った。
試験方法は、8㎥のサイコロ状実験ボックスの6面全部に、各断熱材を均等で正確に施工し、BOX内に100Wの電球を発熱させ温度変化を測定した。
上記グラフは、氷点下になる外気温に対し、電球の発熱でボックス内の気温が高い(熱が逃げない)方が断熱性能が良いと判断される。
最も外気温の下がった1月13日午前6時前後(マイナス17.4℃)で比較すると
【エアクララ】 6.0℃ 【100倍発泡ウレタンフォーム】 マイナス1.5℃ 【グラスウール24k】 マイナス3.3℃ となっている。
グラスウール24Kを基準に断熱性能を比較すると、
【高】 エアクララ > 100倍発泡ウレタン > グラスウール(24K) 【低】 の順となる。
また、40坪の住宅で室温を全館20℃にキープした事を前提とし年間暖房費として試算すると、グラスウール(24K)仕様を基準とした場合に前述の温度差は電気料金(ランニングコスト)に置き換えると以下のような差となる。
- 100倍発泡ウレタン ………… 1.2℃の温度差は5,854円/年に相当
- ノンフロン発泡断熱材 ………… 4.6℃の温度差は22,439円/年に相当
- エアクララ ………… 10.3℃の温度差は50,243円/年に相当
※[試算条件] 建築地は札幌、熱源は深夜電力(電気料金:9円)を使用した蓄熱暖房器。
※ヒートポンプ暖房(エアコン含)においても、APFを勘案できるため、蓄熱暖房器と同等と推察される。
今回の試験では、ファース専用断熱材「エアクララ」と100倍発泡ウレタンフォーム、グラスウール24Kを用意して断熱性能の比較試験を行った。
試験方法は、8㎥のサイコロ状実験ボックスの6面全部に、各断熱材を均等で正確に施工し、BOX内に100Wの電球を発熱させ温度変化を測定した。
上記グラフは、氷点下になる外気温に対し、電球の発熱でボックス内の気温が高い(熱が逃げない)方が断熱性能が良いと判断される。
最も外気温の下がった1月13日午前6時前後(マイナス17.4℃)で比較すると
【エアクララ】 6.0℃ 【100倍発泡ウレタンフォーム】 マイナス1.5℃ 【グラスウール24k】 マイナス3.3℃ となっている。
グラスウール24Kを基準に断熱性能を比較すると、
【高】 エアクララ > 100倍発泡ウレタン > グラスウール(24K) 【低】 の順となる。
また、40坪の住宅で室温を全館20℃にキープした事を前提とし年間暖房費として試算すると、グラスウール(24K)仕様を基準とした場合に前述の温度差は電気料金(ランニングコスト)に置き換えると以下のような差となる。
- 100倍発泡ウレタン ………… 1.2℃の温度差は5,854円/年に相当
- ノンフロン発泡断熱材 ………… 4.6℃の温度差は22,439円/年に相当
- エアクララ ………… 10.3℃の温度差は50,243円/年に相当
※[試算条件] 建築地は札幌、熱源は深夜電力(電気料金:9円)を使用した蓄熱暖房器。
※ヒートポンプ暖房(エアコン含)においても、APFを勘案できるため、蓄熱暖房器と同等と推察される。