高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

お知らせ

2013.02.09

寒さと乾燥に耐えうる家づくり

室内の快適気温は20度、湿度が50%前後と言われております。
真冬の外部は全国のいかなる地域でもカラカラの乾燥状態(寒冷地の相対湿度は90%近くになりますが、絶対湿度は東京と変りません)となります。
高気密、高断熱にして普通の生活を営みますと、生活発生水が家中に拡充するため、ほぼこのような快適温湿度になり易いものです。
ところがこの温湿度の時の露点温度が9.3度なのです。
つまり9.3度以下の部分に結露が生じると言う事になります。
外部と面する壁や、暖房のしていない部屋との界壁面の温度が9.3度以下になれば、その部分に結露が発生する事になります。
その部分がガラスなら見える結露となるでしょう。
しかし殆どが石膏ボードや木材、内装部材であり、その部材に室内の湿気が吸い込まれて含水量が増大して行き、そのような環境が継続しますとカビの胞子が浮遊します。
これが喘息やアトピー性皮膚炎などを引き起こすとされるハウスダストの正体なのです。
また外壁に面する壁の中に内部結露が発生すると極めて厄介な事象となります。
このような様々な問題を意識しながら家づくりが行なわれなければなりません。
私達、ファース本部の家づくりを今一度、検証してみてください。