高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

お知らせ

2013.09.17

家の性能と健康寿命

15日日曜日、北斗市総合文化センターで行った健康・省エネ住宅を推進する国民会議 ほっかいどう協議会設立懇話会では、家の断熱、気密などの温熱性能が住む人の健康、つまり医療と大きな関わりもっている事の学術的な見地での講話がありました。

北海道大学院の温熱学の権威である羽山教授の研究で検証したデータは、一般ユーザーさんにとって驚くに値する内容でした。
医療者の立場で参加された函館病院 救命救急センター長の武山佳洋先生は、家屋内での脳卒中などで搬送される救急患者の発症要因と家の温熱性能との関係に関心を持たれていました。

当日はファースグループとはライバルFCであるFPコーポレーションの光村社長や道南で高性能住宅を建築している工務店経営者さんなども参加して戴きました。
温熱性能の高い住宅は、単に省エネだけではなく、住む人の健康や家の寿命にも関わりがあります。しかしその供給者側の人間がいくら声高に主張しても売り手側の理屈や方便としか受け取られません。
住宅性能を向上させることは、医療費の削減にも寄与することにもなりそうです。

この国民会議には超党派の国会議員による支援議連も設立されました。
懇話会開催地、北斗市の滝口副市長は、イベントの最初から最後まで参加され、健康・省エネ住宅を推進する国民会議の地域での進め方を検討する動機付けになったと話しておりました。
今後は、私達供給者側、医療関係者、学識経験者、そして行政側が互いに連携し合いながら、健全な住宅の在り方を調査、研究、啓蒙を行って行くことになりそうです。