高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装
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お知らせ

2015.06.25

「雪の積もらない屋根」がモノづくり革新補助金事業に採択を!

中小企業団体中央会は、「モノづくり・商業・サービス革新補助金」の1次公募で全国7,253件の採択事業者を決定しました。
このうち北海道は220件の採択事業者が決定し、この中にファース本部の「雪の積もらない屋根」が入り、研究開発費用に補助金などの特典がうけらそうです。

ファース本部では、北海道の厳寒期でも1台の高機能エアコンで全館を隅々まで24℃で暖める断熱施工と、エアコン使用方法の実用化を実践して多くの実績を持っています。
この高機能エアコンの温風を活用することで、エネルギー消費効率を向上させます。
「雪の積もらない屋根」の装備は、エアコン一台と簡単なファンとダクトだけで、後は大工さんが木材を組み、断熱材を敷き込みます。したがって供給価格も安価であり、地域工務店の仕事量を多くします。

降雪地においては、屋根の雪で家屋が倒壊、落雪作業で人が死傷するなどの事故が相次いでおり、除雪にも多大な労力を要しています。
現状この問題を解決するための手法は、電熱式(面状ヒーター等)や温水循環式などのルーフヒーティングが多く採用されているが、エネルギー消費効率が低く、施主にとっては電気・灯油代がかかるという切実な問題がある。

さらに、東日本大震災後から電力会社の電気供給量が低下、冬期間に融雪(ルーフヒーティング)による電力消費が増えることは、エネルギー事情にも大きな負荷が生じます。
また、少子高齢化が進む中では、高齢者自身による除雪は避けて通れないが、危険が伴い、死亡事故の増加も予想される。
降雪地の大きな問題のひとつである屋根の除雪を、市販の高効率エアコンの温風を直接的に屋根材の下に循環させることでエネルギー消費効率を大きく高め、省エネで屋根全体の降雪を溶かすことで解決する。

この雪の積もらない屋根は、主に降雪地の既存住宅が対象となります。
今後は、気温と降雪量を鑑み、より省エネで効果的な電源のスイッチ入り切りのベストタイミングなどを特定する技術研究が伴います。
この採択結果を受け、大型の屋根に設置しての課題研究を行います。
本「雪の積もらない屋根」の供給は、本業のファースの家の展開事業促進に、弾みをつけることも大きな事業達成の狙いとなります。