家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
2014.08.07
屋根瓦の修理について
質問者/茨城県取手市・YKさん(63歳・男)
リフォーム業者がわが家の屋根を見て、瓦が落ちそうだ、近くに修理に来ているが、ついでに押し上げておきましょうということで、見てもらいました。
梯子を掛けて私も一緒に見たのですが、確かに鬼瓦の1ヵ所はガタガタしていました。他の瓦の所は見た目には別に異常はないが、所により2センチぐらい下がっていました。彼が言うのは、瓦の隙間から水が入り下地の木の部分がたわんでいるからと言います。それを直すのには、瓦のずれを直し、瓦の前にスベリ止めのコーキングをし、横を耐熱のコーキングをするしかないと言います。
建物は築25年です。5年ほど前に一度、瓦屋さんに修理をしてもらいました。金額は平米当たり1万~1万5000円ぐらい。現在、雨漏りはしていません。
コーキングだったら自分でもできるのでは? アドバイスお願いします。
確かにコーキングだけなら自分でもできますが、瓦は単にコーキングだけで、簡単に補修できるとは思えません。鬼瓦の部分に欠損が見られるということは、結束線がしっかりと止まっていないことも考えられます。大風で瓦が吹き飛んで怪我をしたり、近所に迷惑をかけることもありますので、この際、専門職にしっかりとした補修をお願いすべきと思います。リーフォーム業者のすべてが悪徳業者とはいえませんが、できるものなら一度、手をかけていただいたことのある瓦屋さんに修理をお願いするのが安心だと思います。補修金額については、補修の程度と使用する瓦の種類によって、まったく異なります。
また、2センチくらい下がっているということですが、場合によっては下地の補修も有り得ると思います。瓦を専門に行っている、信用のおける瓦屋さんなら、適切な価格で工事をしていただけると思います。