工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2階のトイレに通じている水道配管が、下から家の外壁に沿って配管してあります。去年、凍結により配管が破損しました。もちろん断熱材は巻いてありましたが、壁面と配管の曲がり部分の間については、断熱されていなかったようです。そこで断熱効果がより高い方法で断熱材を巻いた後、ステンレス製のもので覆いをして、かつ壁面まで完全に断熱材で覆いました。
しかし、凍結することがあり、2階のトイレが使用できないことがあります。壁はサイディングですが、構造上、壁の中の配管長が約1メートル程度あります。壁の中のみ塩ビ配管ですが、壁の中で凍結するのではないかと心配しています。外気温がマイナス6度くらいに下がることはありますが、サイディング壁の中で凍結することがあるのでしょうか。あるいは別のところで凍結して水が出なくなるのでしょうか。家を建てた業者は、壁の中で凍結することはないだろうと言っていますが、私にはわかりません。また配管工事は、家を建てた業者経由で施工しています。
よいアドバイスをお願いいたします
気温マイナス6度になる地域では、壁の中の配管も十分に凍結する可能性があります。サイディングの内側に通気層があり、その内側にグラスウール断熱材が充填されていると思います。施工者が壁の内部では凍結しないだろうという根拠は、壁の中にグラスウール断熱材が入っていることに起因していると思います。配管がそのグラスウールの通気層側にある場合、ほぼ外気に近い気温に冷やされるので凍結します。たとえ、壁内グラスウール断熱層の内側に配管位置を置いたとしても、外部側によって来て貫通する際に凍結します。したがって、当然、壁の中の配管も断熱処理を行わなければなりません。壁の中の配管を断熱処理しても、壁の中から外部に出る部分(外壁貫通部)の断熱が未処理になりやすいため、十分な対策が必要です。