高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2014.10.14

床下浸水後の乾燥方法に疑問?

質問者/東京都府中市・MSさん(会社員・45歳・男)

 初めて投稿させて頂きます。何方か教えて頂けると幸いです。
 築7年の建坪12坪ベタ基礎戸建です。給湯配管(銅製?)の亀裂により床下が浸水しました。床下の水(透明でキレイ)をバケツ30杯以上くみ上げ配管修理は本日終了しました。(直ってると信じたい・・・)

 たまたま発見が早かったおかげで、木の部分にカビも発生しておらず、配管等を固定しているメッキされた金具類も錆びていない状態でした。

 その後の疑問なのですが、床下を乾燥させるために、スポットクーラーの排気熱を床下に送り込む様にして設置していきました。この様な方法で床下乾燥可能なのでしょうか?? 業者曰く、5日後に回収するので、それまで動作させておいてくださいとの事です。

 そのスポットクーラーについてホームページで調べましたが、床下乾燥には普通使用しないのではないかと思われます。

 また、乾燥費用は住宅総合保険が使えるので、お客様の負担はありませんと言いましたが、実費だと20万以上とも言われました。

 このスポットクーラーは、定価でも15万円で買える様ですし、排気熱の当たる部分は多少乾くかもしれませんが、ベタ基礎のコンクリートが全て乾くとは、とても思えません。もしかしたら、単なるぼったくりなのでしょうか??

 なお、給湯配管の修理費は、水抜き(手でくみ上げで1時間弱)代込みで8万円をすでに支払い済みです。(亀裂の入ってた配管部分前後を30cmほど切り取って交換済み、施工当初に踏まれたりして多少潰されていたのが原因と言われました。熱収縮で疲労すて亀裂が広がってきたとか・・・)

 これまでの床下点検では、床下の通気が非常に良い状態で、空気の流れを肌で感じる事ができるくらい風が流れていました。当然、湿気とは無縁です。以前の状態にもどるかとても心配です。

 もし、自然に1ヶ月程度で乾くのなら、逆に床下乾燥費の20万以上は何なのでしょうか?? 疑問は残ります。
現在スポットクーラーの設置から10時間ほど経ちましたが、床下は何ら変化無く、排水しきれなかった水が1mm程度薄く膜を張っている状態です・・・
何方か、良い対処方法を教えてください。
 床下への配管が早期に発見された事は、幸いであったと思われます。配管の修理が完全に行なわれたのであれば、先ずは溜まった水を完全に除去すべきでしょう。
1ミリ程度の水膜なら、布を用いて完全に拭き取る事が先決です。

 スポットクーラーの排熱を吹き掛けているとの事ですが、文書ではその状況がよく把握できません。
 スポットクーラーは移動式のクーラーであり、冷気を吹き掛けてスポット部分を冷房しますが、当然、その排熱が噴出されます。しかし、その冷気が何処に排出されているのかが判明しません。

 いずれにせよ、床下のコンクリート面を完全に拭き取ってから、扇風機か換気扇で床下の空気を動かしてあげるべきです。
 築7年で金物などにサビなどが発生していないと言う事は、元々、床下環境が整っていたものと思われます。
 床下空気を動かすだけで、自然に元の乾燥状態に戻って行くと思われます。

 仰せの通り、20万円云々との意味が解りませんし、そのような費用のかかる処置をしなくとも、配管修理が完全に終わっているのであれば、自然乾燥が可能と思われます。