家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
2023.06.16
擁壁の角から釘とタコひものようなものが、、、
質問者/Yさん(匿名希望)(会社員・45才 男性)
擁壁の工事についての質問です。
現在、家屋本体は契約し、詳細設計中ですが、擁壁工事だけは別工事で着工しています。工事は本体を契約したハウスメーカに依頼していますが、実際は下請け業者です。高さ1mのL字型で16m長のRC擁壁で120万円程度の見積もりでした。
ハウスメーカに連絡したところ、外観検査前でなんとも言えないが、問題あればしっかり対応しますということで、今度の土曜日に現地で説明受けることになりました。
素人考えですが、クギが残ったのは角を止める際に、型枠を釘で固定する際に内側からくぎ打ちをし、且つ最後まできれいに打ち込まなかったからだと思います(近くの他のお家の擁壁工事では角の型枠は外から斜めに2枚の板を釘とめしていました。これだと釘はコンクリートには残らないので、なるほど、と思いました)。また、赤い糸は鉄筋組む際の水平見るための糸をチャンととらないまま、コンクリート流したためと思います。さらに下がギザギザなのはコンクリートを棒などで十分充填ささなかったため?と思われます。後で近くのお家や建築現場など見て回ったのですが、結構、クギがでている擁壁があります。もちろんきれいな仕上がりが多いのです。。。かなり名の通ったメーカさんですが、裏切られた感じがしています。また、見つからなければそのままという工事のやり方では本体の着工も不安でしょうがありません。おとなりに迷惑かけておきながらなんの報告もない。そこで質問ですが、
(1)このようなことは結構、あたりまえなのでしょうか。擁壁工事業者にそんなしっかりした仕事を期待する方が土台無理な話なのでしょうか。120万円というのが安すぎたのでしょうか。
(2)ハウスメーカに何を説明させれば良いのでしょうか。また、どこまでやらせるのが妥当でしょうか。土の下は見えないので不安です。気持ち的には他の業者でやり直させてもらいたい気持ちです。少なくとも外観はスッキリしたものにはしてもらいたいとは思っています。
出だしから躓いています。ご意見お聞かせください。 以上
ハウスメーカーや工務店の殆どが、基礎や屋根、左官、電気、水道などの職種を外注しているのが通常です。本件もその外注によって施工されていると思います。本件の、釘、ひも、ギザギザなどの問題は、質問者が考えている事が要因であると推察されます。釘が露出する場合はよくある事で、後処理によって問題を残す事はありません。コンクリートの表面にギザギザが出来る事も時々見かける事ですが、その補修対応で問題を大きくする事は無いと思います。ひもが一緒に埋め込まれているという事ですが、擁壁の強度に大きな影響は無いと思います。しかし、そこから水分が浸入して事を大きくする事が考えられますので、露出しているヶ所を奇麗にハツリ取り、防水モルタルでしっかり補修する事が大切です。
このような事はあたりまえなのかという質問ですが、決してあたりまえではありません。勿論、あってはならない事ですが、施工には様々な諸事態が考えられ、パーフェクトを求めるには大変難しいものが有り、その事を想定して対応策が練られ、実行されるのが普通です。
価格の問題ですが、擁壁工事は、深さ、厚さ、高さ、ベース幅、ベース厚さ、コンクリート強度、鉄筋量と強度、さらには地盤処理、水抜き処理など多くの要素が加味されなければなりません。こうした要件を備えているとしたら、決して高いものではないと思います。
ハウスメーカーに何を説明させるのかを尋ねておられますが、この擁壁に対する瑕疵責任と隣家の側溝に対する責任を、明確にしておく事が最も大切であると思います。