工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2009.09.25
増築した和室が寒くて困っています 2008.09.25掲載分
質問者/福岡県北九州市・UKさん(49歳・男)
天井に上がって見ると、増築した部分と隣接した既存の部分との間に断熱材が入っていませんでした。業者は「一般的な方法です」といいます。本当でしょうか?
また、柱と柱の間に断熱材を入れ込むだけで、柱を覆うようには断熱材を使っていません。これでは柱と断熱材の隙間から冷気が入り込みませんかと業者に聞くと、「一般的な方法です」としかいいません。これも本当でしょうか?
最後に和室床の断熱材の一般的な施工方法はどのようなものでしょうか? わが家は垂木と垂木の間に発泡スチロールをはめ込んでいるだけです。以上よろしくお願いします
断熱材はどんな場合にも、断点なく充填することが原則です。断点部分から熱が逃げるのは当然で「一般的な方法」などでは断じてありません。九州の冬の寒さは空気が乾燥するので、人体から水蒸気を奪うため、北海道の冬より寒く感じることもあります。柱の間にも切れ目なく充填することが「一般的な方法」です。
床下の発泡断熱材の施工方法が「一般的な方法」といえるのですが、発泡断熱材は入れ方を雑にしますとほとんど効果がありません。隙間なく入れ込んでいれば問題ありません。今一度、点検を行って、適切に補充していただくことが肝心です。