工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2009.09.29
リフォーム後に緑色のカビがクロスの内側より発生 2008.09.29掲載分
質問者/千葉県千葉市・YTさん(主 婦・42歳・女)
4月に築27年、2階をリフォームしました。クロス張りした一部(納戸の外壁の面した部分のみ)で、リフォーム1ヵ月くらいから緑色のカビがクロスの内側より発生。3ヵ月目で、かなりカビが増えてきました。内部からのカビのため拭いても落ちません。同じ外壁に面したクロスからは今のところカビは発生していません。
なぜ、このようなことが起こるのでしょうか? 改善方法等を教えてください。
リフォームでクロスを張り替えた時期と梅雨の時期が重なったことが、一つの要因ではないかと思われます。また、文面だけで断定できませんが、心配なのはカビの生えている部分の外壁面の断熱材が、冬期間の寒さで内部結露を起こしていることが考えられます。カビの生えている部分とそうでない部分があるということですが、内部の断熱材が湿気を持っている場所と、乾いている場所との違いであることも考えられます。クロスの糊に問題があるとすれば、全面的にカビの現象が見られるはずです。
対処法としては、壁の内部を検証する必要があると思われますので、工務店と相談して場合によっては、壁の内部の断熱材の取り替えも必要になるかもしれません。少し大きな補修になりますが、壁の中を調査して対応すべきと思います。断熱材が内部結露で湿気を含んでいますと、いくら拭き取っても解決しません。家の寿命にも関係しますので、思い切って壁内の断熱材の調査を行うべきでしょう。