高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2009.11.11

屋根の裏側に釘がたくさん出ている 2008.11.11掲載分

質問者/匿名さん

 私の家は三角屋根ですが先日屋根裏を見てみますと、屋根の裏側に釘がたくさん出ていました。トタンをとめている釘なのか板を止めている釘なのかわかりませんが、木の横にあまりにもたくさん出ていたので心配です。建築会社に聞いたところ、釘は出ていても板に効いているから大丈夫と言っています。
 台風などでトタンが飛ばないかと心配です。本当に大丈夫なのか、基準はないのか等教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。
 その程度にもよりますが、トタン屋根の場合、トタンを固定する吊子と言われる金物を屋根の上部から釘で打ち付けます。この吊子とめの釘が野地板を貫通して飛び出てくる場合が多くあります。基本的に野地板を受けている屋根垂木に打ち込むようになっておりますが、全てが垂木の上に位置が合わない場合もあり、吊子止めの釘が飛び出ても不思議ではありません。しかし、あまりにも垂木に効かずに野地板を貫通ばかりしていますと、台風などの時に吹き飛ばされる可能性もない訳でもありません。
 残念ながら規準がありませんので、今のうちから台風で被害が遭った時、その責任を取って戴くようしっかりと建設会社に確約をしておくべきでしょう。そのように迫ると屋根屋さんに施工の再確認を行なわせることになると思われます。