毎日悩んでいてパソコンで調べていたところ、こちらの存在を知り、初めて相談させていただきます。 家の中に、ヤスデとムカデがやたらと出ます。特にヤスデは一日4匹以上は出ます。ムカデは3日に1匹ペースです。昨年はゴキブリの赤ちゃんが30匹ぐらい出ました。 家は今年の6月で築2年になりました。建った年は問題はなかったのですが、昨年から毎日害虫に悩まされるようになり、ノイローゼかうつになりそうです。 住宅メーカーに昨年から相談しているのですが、今まで聞いたことがないそうで、原因がわかりません。それでも親身になってくれ、業者を呼んでもらって、床のあらゆる隙間をコーキングしたり、電気屋さんにエアコンを外してもらい、壁の穴を粘土で埋めたり、何度も床下や屋根裏に入ってもらったり、最終手段のつもりでプロの害虫駆除業者に見てもらったのに、結局どこから侵入するのかわからず、未だに出現します。 自分でいろいろ調べたところ、屋根裏が怪しい気がします。家はダウンライトが15ヶ所あって、その周辺に現れることが多いように思います。害虫は壁の中を這うって本当なんですか? 家がある土地は、以前は畑だった新興住宅地です。北側は今も畑です。そこに9軒の家が建っているのですが、家の中への害虫の侵入はうちがダントツに多いんです。1匹も出ない家もあるくらいです。なぜうちだけが多いのでしょうか・・・。うちには広いウッドデッキがあります。その下がジメジメしていて住みやすいのでしょうか?でも、どうやって家の中に入ってくるのですか? 薬剤をまいても一時的なものだろうし、何か根本的な解決策はないものでしょうか? 家の周りを全てコンクリートにしたら少しはヤスデ対策になりますか?でも、ゴキブリはどうしたらいいのでしょう・・・。 最近では住宅メーカーの方も、私が神経質だと思っているようですが、毎日毎日何匹も害虫が出たらたまりません。まだ幼い子供たちも、毎日天井を見上げたり、寝る前にふとんをチェックしたりと、おびえています。 家族以外は誰もこの辛さをわかってくれません。大したことじゃないと思っているようで、本当に相談できる相手がいません。 どうか、どうか、アドバイスをお願いいたします。
ムカデとヤスデは多足類の虫ですが毒を持ったムカデも存在します。
ヤスデは刺激を与えると丸まって防御する特性があると言われますが、本件の虫がどの種類なのかを特定する事が出来ません。
いずれも熱気と湿気の多い場所を好む虫だそうです。
大量に発生するのは、キシャヤスデと言われるもので、日本固有のヤスデで中部地方を中心に分布しているようです。
一般のヤスデが1〜3年で成虫になるのに対し、成虫になるまで7年間もかかるのが特徴だそうです。
7年で成虫に成長したどうしが一斉に交尾と繁殖のため大移動するため「キシャヤスデの大発生」としてニュースになる事もあります。
本件は、質問者の家の周辺に暖かくて湿気の多い場所があり、その発生したヤスデがたまたま移動場所であったいう事も考えられます。
ムカデもヤスデもサッシの建付け隙間からでも侵入して来るといわれるため完全に防ぎきる事は難しいみたいです。
駆除業者さんにも相談しているとの事ですが、先ずは入っている虫を駆除しながら、乾燥した場所を嫌うため、風通しを良くして湿気を除去すべきでしょう。
この時期は換気量を増やすより、除湿機を用いたり、シリカゲルのような乾燥剤などを散布する事も有効だと思われます。
シリカゲルは薬剤でないので薬害はまったくありませんが、多孔質のガラスみたいなもので、虫が触れると虫が脱水状態になるので寄り付かなくなります。
屋根裏が怪しいのではとの指摘ですが、家の屋根裏は通常、家屋内で一番乾燥したエリアでもあります。発生場所は湿気の多い所にあって、屋根裏が隙間が多いため侵入口になった可能性があります。
本件は質問者の家が、たまたまの移動場所だったと思われますが、家の周辺に湿気がこもる場所を少なくする工夫をしてみましょう。
来年も同じような事象になるとは考え難いのですが、取り敢えずシリカゲルなどで根気よく除去作業を行い様子を見てみましょう。尚、シリカゲルは家の周りに敷いて雨に濡れたら天日乾燥で繰り返し使用できます。
嫌な虫から一日も早く解放されます事を念じています。