結露と換気の問題
窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど
建って今年で2年になる戸建のモデルルームを2月に購入し住んでいます。
最近、キッチンの床下収納付近からカビの臭いがすごく、喉か痛くなります。
HMに連絡し、数日後に来てもらうことになっていますが、どのような処置をしてもらうのが1番でしょうか。
6月なかばに、羽根の無いシロアリが数匹出てきており、7月初旬に床下にもぐって
もらいました。その際は「床下には異常がないので、しばらく様子を見てください」
と言われただけです。巣が作られていたら、もっと頻繁にシロアリが出てくるはずだが、
それ以来見ていないのであれば大丈夫との事でした。
その際に畳の下から床下に入られたのですが、その時もカビ臭く、喉が痛くなりました。戸建の床下はどれもこれくらいのものなのだと思っていましたので、その時は
カビ臭さについては何も言っておりません。
適当にあしらわれるだけになるのは困りますので、正しい処置について教えていただけませんでしょうか。
昨日大雨が降った際、庭にたまった雨水が外に流れず、全部家側にたまり足首まで達していました。
庭の高低差の作り方にも問題があると思われます。
文章から受ける印象で懸念されるのは、床下の地盤面の湿気が抜け切っていないようです。
湿気が抜けないまま気温が上昇してくると当然ながら腐朽菌が発生します。
それが本件の異臭要因であると思われます。
地盤面と床下地盤面の高低差がキーワードのように思いますが、地盤面は床下地盤面より、必ず低くなっていなければなりません。
外部に降った雨が地盤に浸透し切れずに、床下に浸透して床下空間の湿度を上昇させている場合があります。
このような事象を確認するには、床下に潜り土台の含水量を測定します。
乾燥木材の含水量は15%程度ですが、床下に雨水が浸透していると木材含水量が30%を超えているような場合があります。それなら早急な対策が必要です。
シロアリも湿気の多い場所を好みますが、アリの種類によっては湿気が無くとも側面から入り込む事があり、本文章だけで断定できません。
シロアリに関して専門駆除業者に診断対応して戴くのが賢明です。
抜本的な床下湿気の対策としては、家の周りに暗渠(側溝でも良い)を設けて雨水が床下に浸透しないで排水出来るように致します。
敷地によっては排水先の高低など幾つかの課題はあります。
例えば、低地の敷地で側溝の排水が出来ない場合は、ピット(取水枡)を掘って敷地の水を集め、電動ポンプアップ方式などの検討すべきでしょう。
家の健康、住む人の健康を考えたら、今の現況からの対応策としては、必須の対策法と思われます。