高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2022.02.25

トイレの水漏れによる床板の張替え

質問者/gonbe-

新築してから4年経過しています。
先月、トイレから水漏れが発生した為に家を建てた建築会社に修理をお願いしました。
その際に水漏れの原因が初期の設置不良である事が判明し、施工会社も非を認めました。水漏れはかなり以前から発生していたようで、便器と床の接合部にごく少量ずつ漏れていたようです。それが数年たち水漏れする部分が大きくなりようやく気づきました。

以前から発生していたため、床板も変色しているため床板の張替えを依頼したのですが施工業者の返答は「トイレ部の2枚の床板のみ交換する。」「使用している床板は廃盤の為、色合いが違うがどうしようもない。」という返答でした。

私としては建設時に同じフロアの床板は全て同じ色で統一して欲しいと強く要望しておりそのようにしてもらいました。
そういった経緯もあり、この対応には納得できません。
トイレ全面の張替えと、限りなく同系色に補修するように希望しているのですがあいまいな返答をするだけです。

このような要求は過剰な要求なのでしょうか?
トイレ床全面の張り替え要求を、無理な要求だと云う事はないと思います。
「設置初期から」との記述がありますが、明らかな施工不備が水漏れ要因だったのか、設置後における何らかの要因だったのかでは、対応の見解が異なる場合があります。
設置後における何らかの要因だとすると、建主さんの使用法などが問われるからです。しかし、本件においては、この時期や要因を云々するのではなく、建設的な解決法を実践すべきでしょう。

「トイレ部の2枚の床板のみ交換する」としても、便器や巾木を外すなど簡単な工事ではありません。また業者が云うように「床板廃盤、色合いが違う」なども在り得る事です。
時間経過もありますので、全て無料の全面取り換えを要求するより、材料費など多少の費用負担をした上で、穏やかに友好的な要請を行う事が賢明かと思われます。