高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2023.08.02

水漏れ

質問者/ちゃもだけ

築12年なのですが このたび白蟻検査で 風呂の排水が繋がって無い事が分かりました。床下が土の為浸透して 水自体は少ししか有りませんでしたが、湿度がひどく調湿剤と配管のツナギは 工務店で施工してもらいましたが、水の溜まっていたと思われる所の 外壁のサイヂングが 継ぎ目の所が、ぼこぼこでした(釘部分) 今まで家に無関心の為気付かなかったのですが 今回の水漏れで なったかの原因確認を工務店に 要求したのですが 断られました 基礎上から3m位が釘が浮き気味で 心配です 再度交渉してダメな時は 他の工務店に見てもらって 水漏れが原因だとしたら 費用請求出来るのでしょうか、10年過ぎてますが これを知ったのは 1週間前です 出来るだけ 建てた所で見てもらう 良い方法が有れば教えて下さい
質問の主旨を整理すると、風呂の排水管が繋がっていないため、床下の湿気が多くなり、施工工務店に修理して貰った、更に、それが要因と思われるサイディングの凸凹の修理を要請したら断られ、他の工務店に見て戴いて水漏れ要因だったら、施工工務店に費用請求が出来るかとうかと云う事だと思います。

結論から云って、外壁の費用請求は出来ないと思います。
築12年で、施工工務店の工事における責任は、道義的責任を求めるにとどまる事でしょう。
出てきた事象(本件のような事案)に対しては、必ずしも施工時のミスだったのか、竣工後におけれる何らかの影響で配管欠損になったのかも判別出来ません。
いずれに施工工務店は、改善に努力する事で一応の道義的な責任は果たしたとみなされるでしょう。

外壁の凸凹は、外部からの要因も考えられ、必ずしも水漏れが要因と断定するのも難しいようです。
本件のような事案には、まず水漏れを早急に修理して床下を乾燥状態にする事を優先すべきで、施工工務店がそれを実践して戴いたのでしょう。
決して話の判らない工務店ではないように思われます。

仰せのとおり、一番、事情の知っている施工工務店に修理を要請すべきです。
築12年を考慮して、ある程度の費用負担を覚悟しつつ、出来るだけ安価に外壁修理をお願いする事が賢明と思われます。