気になった事があり相談しました。
現在建築中の家に関することなのですが、実は「地縄」や「基礎配筋」や「コンクリート打設」なのど工事について一切立ち会ってないのです。
立合いを拒否したわけではありません。
工務店側から工期の連絡や説明が無かったので知らなかったのです。
これについて施主は立ち会う義務は無いのですか?
他に、地番調査の結果(調査した内容を製本したもの)も「引渡しの時に渡します」と言うし、設計図が欲しいと言えば「予算的にお客様様の設計図を作る予算が取れなかったので、お渡しする事が出来ません」と言ってきます。
そんなものなんでしょうか?
もしくは、私の契約形態がその様な状況を生んだ原因なんでしょうか?
もしそうだとしても、契約時に「設計図がもらえない」事は聞いていませんでした。
どうなんでしょうか?
参考までに私の契約形態を記します。
着手金 数十万円
残金 引渡し完了後
繋融資 なし
家の受注契約には、図面、仕様書、見積書、工程表などの全てが契約書としてみなします。
本件においては確認申請書が出されているのですから、少なくとも、間取り、配置図、立面図、構造図(かなばかり図)、それに仕様書が添付されなければ役所から受理されません。
つまりそれらの書式は整っている事になり、これを建主さんが契約時に受け取っている事が常識です。
工程表が無ければ、いつ完成していつ入金できるかもわかりません。
つまりこれらの書式は、予算の有無に関わらず請負者、建主さん双方に不可欠なものです。
家づくりは建築する工務店と建主さんとの信頼関係が最も重要です。
出来あがって住んでからのメンテナンスは、延々に続くのですから施工者との意思の疎通や信頼回復を早急に行う工夫をすべきです。
ハード的な疑問にお答えするのは、この住宅110番でもお力になれますが、施工者と施主との人間関係まで言及する事は困難なものです。
「地番調査」と「地盤調査」は全く意味合いが異なります。
敷地の登記上の「地番調査」の結果は、引き渡し時でも問題はありあせん。
地盤の地耐力を調査した「地盤調査」なら、その結果に基づいて構造設計や見積書が出来ますから、建主さんが見ていて然るべきものです。
いずれにしても信頼して家づくりが完工し、安心して住める家は、施工者と施主さんが協力しあえる共同作業が基本となります。
質問者から積極的に施工者にアプローチして信頼関係を取り戻し、良い家づくりを実践してください。