高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2022.07.13

引き渡し前に床に穴

質問者/鮎子

はじめて相談させていただきます。宜しくお願い致します。

注文の新築一戸建ての工事がすすみ、まもなく引き渡しというところなのですが、廊下のフローリングに工事中についたと思われる2?程度の穴がありました。
住宅会社さんへお聞きすると「直しときますからー」と言われ、後日見てみると、修正材のようなもので穴は埋められていました。きちんと埋まってはいますが、見れば修正したということはすぐ分かるような様子です。

引き渡し前についた傷ですので、フローリングの一部交換などで対応してもらえるものではないのでしょうか?

直して頂いたとはいえ、これから自分たちの家になるものが、その前に傷ついているのは、なんだか残念でなりません。
アドバイス、宜しくお願い致します。
せっかくの新築住宅が引き渡し前に傷ができたと云うのは、何とも悔しい思いをするものです。
私達、建築施工業者は、そのような事象が起きないよう、細心の注意をして工事をしているのですが本件のような事は少なくありません。

建主さんの心中は、フローリングをそっくり取り換えて貰いたいと思う事でしょう。
ところがサネ継で連続施工のフローリングを取り替えると云う事は、周りの巾木を取り外し、かなりの面積のフローリングを取り外す事になります。
また一旦外したフローリング材は、細かい傷が付く場合うもあり、相当なコストを業者側に負担させる事が予想されます。
これを強要する事は、今後の施工者との付き合い方が難しくなりそうな気がいたします。

家は、出来あがって住み始めると、建付けや設備、内装などに様々なところに不具合が見つかるものです。
施工業者さんとは出来るだけ友好な関係を保持しておく方が、建主さんにとって賢明な事と思われます。
フローリングに多少の不満は残るにしても、これからの付き合い方を重視した方が有利であると思慮されます。