家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
表層改良をしてその上、直接に布基礎をし、防湿フイルムを張らずに土をもりました。1年間経過しましたが、土が湿気をおびています。その上から防湿フイルムを張ろうと思いますが、どうしたら良いでしょうか?
床下地盤面の土に湿り気があるままに放置しますと、床下に露出した土台や柱の含水量が増加して腐朽菌が発生する場合があります。防湿フィルム(ポリフィルム)を敷く場合、まず、外部の地盤面の高さより、床下地盤面の高さが最低、5センチ以上高くなっていることが前提です。もし、外部地盤面より床下地盤面が低い場合は、乾燥した砂を敷き込んで高さを調整してください。さらに床下の通気が均一になされていることが大切です。床下換気口と布基礎に通気する開口部が確保されているかどうかを確認すべきです。
この条件が揃っていなければ、ポリフィルムによる効果があまり期待できません。上記の条件をクリアした上で床下地盤面にポリフィルムの重ね幅を15センチ以上にして重ね、丁寧に敷き込みます。さらにその上に、ポリフィルムを固定させるために、重ね幅部分に乾燥砂を載せることで完了します。頑張れば素人でもできますので挑戦してみてはいかがでしょう。