2022.08.02
ペアガラスの内部にカビが発生!
質問者/鹿児島県・Oさん
3年ほど前に家を新築しました。以前、住んでた借家は冬場の結露が酷かったので、新築の際に、窓ガラスは全てペアガラスにしました。お陰で、冬場の結露に悩まされることはなくなったのですが、ある日、窓を開けようとして気がつきました。2階の南側の窓と、1階の東南側の窓が、白くスモークガラスの状態になっているのです。汚れているのか?と思いましたが、よく見てみると、ペアガラスの内部に白くカビが発生していました。2階の窓は、外が全く見えないほど真っ白になっています。こういうことって、よくあり得ることなのでしょうか?
業者さんに電話したところ、すぐに取り替えてくれるとの話でしたが、一体、いくらぐらいするものなのか? 値段によっては、今は取り替えるのは無理なのですが、このまま放置しておいても良いものなのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ペアガラスの外周には、乾燥剤が納入されたスペーサーが挟み込まれています。乾燥した空気を静止させることで断熱性を保つためです。
頻繁に起きる現象ではありませんが、まれに本件のような現象が発生する場合があります。ガラスとスペーサーを接着しているシール材に欠損が生じて、湿気がペアガラス内部に侵入したことが要因です。
3年程度ですと、国内のガラスメーカーのものならメーカーが無償で取り替えてくれると思います。外国製のペアガラスの場合は施工工務店がどのような対応をできるか、交渉次第だと思います。
いずれにしても放置しておくものではありません。本件は施工業者が対応すべき案件で、3年程度ならほとんど無償取替えが可能と思われます。