結露と換気の問題
窓の結露や壁のカビ、床下の換気の悪さなど
沖縄で排気型集中換気システムを考えているのですがダクトのメンテやランニングコストもかかりそうなので全熱交換器とどちらが総合的に良いのか迷ってます。環境は霧が濃い地域です。
沖縄の場合は、太陽高度が高くなります。
つまり屋根が受ける直達日射熱が膨大となり、その熱が輻射熱となって家屋内を熱します。
加えて湿気が多く、亜熱帯性の気候が特徴となります。
必要な換気に加え、屋根における徹底した断熱性能を高める事が必須となるでしょう。
湿気を下げる事で、住人の体温を奪う作用が働いてクオリティーの高い清涼感を得る事は出来ますが、それには特化した気密層と換気システムなどが相互して機能を発揮する事が必要です。
沖縄では、解放の思想を重視した家屋を思考するか、徹底した高性能住宅をつくるかの選択が必要です。
調湿コントロールが出来る家づくりは相当な知識と技術が伴います。
まずはどのような住まいをつくるかのグランドデザインを固めてから企画すべきと思います。