工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
先日、基礎が完成したのでみると、基礎の内側の切り欠きをつくった部分にガムテープが2~3ヵ所埋まっている所がありました。監督に聞いてみると、切り欠きをつくるため、基礎に木の板をつけてコンクリートを流したが、その木の板同士をつなげるために貼っていたガムテープがコンクリートに入り込んだといわれました。このままでも問題ないと言われましたが、本当に大丈夫でしょうか?土間の部分でタイルを貼る予定の所なので、基礎を削ってガムテープを取ったほうがよいでしょうか?深さは1センチくらい埋まっています。
あと1つ質問なのですが、給排水パイプ用のスペースをとるため基礎に切り欠きが6センチ×18センチつくってあるのですが、そこの部分の基礎の幅が9センチしかありません。強度不足や鉄筋が錆びたりしないか気になります。普通、このようなスペース(切り欠き)をつくるものなのでしょうか?
文章だけで判断すると、丁寧な施工を行ったとは言えません。ネタ掛けのために基礎コンクリートに欠き込みを行う場合があり、その欠き込み木材で行うためにガムテープを使用したものと思われます。コンクリートにガムテープのような有機質のものが挟まっているのは、決して好ましいものでありません。綺麗に取り除いてからタイル仕上げをすべきと思います。
排水パイプ用の欠き込みですが、通常でもそのような欠き込みを行う場合があり、それそのものに問題は無いと思います。それより、なぜ基礎幅が9センチしかないのかが問題です。心配されるように、基礎部分は一部が地中に埋まるので、コンクリート内の鉄筋のカブリ厚さも決まっており、9センチですと規準厚さを満たすことが無理だと思われます。欠き込みは心配ないと思いますが、基礎幅の薄さがなぜなのかを確認すべきでしょう。
地中に埋まることのない立ち上がり部分で、荷重負担以外の目的で設置されたコンクリートである可能性もあります。