構造・建材について
断熱性や防音性、構造の強さなど
2022.12.09
床下配管について
質問者/pecotarou303
アドバイザー様お世話になります。
中古建売住宅についての相談です。
中古で購入、居住し始めて10年になります。
家のトイレの下から排水管が出ているのですが、水が漏れているせいか
その周りが空洞ができており、地盤が沈下しているのではと対応策を
考えております。
いくつかの業者に施工法や見積もりで見てもらって分かったのですが、
母親宅の排水管以外に別の大きな配管がその下にあることが分かりました。
水道業者の方の意見や推測ですが、傾斜面の建売住宅団地になっており、
母親宅が下方なのですが、別の家の排水管が床下に通っているのでは
ないかとのことでした。
家を建設した不動産業者も排水管は分からないと回答がありますし、
他の業者はトイレ周りを掘ってみなければ、どの排水管から水が漏れて
いるか分からないと言われています。
町役場建設課に問い合わせてみたら、排水管が通じている家の前の道は
その建売住宅団地の自治会のものであり(市道、町道ではない)、
自治会に相談してみては?と回答がありました。
(家の前の道と、家の境界が陥没していたため、町に対応してもらった
経緯があります)
自己負担で掘ってみて、水漏れ個所を見つけ、空洞を固めたとしても
別の排水管がどこの排水管なのかが分かり、それに対する根本的な
対応をとらなければならないと思っています。
(別の家からの排水管であれば、排水ストップにしたい意向はあります。
自治会の了承が必要になると思いますが)
このような場合、どのような手順で対応をとっていけばよろしいのでしょうか?
また、床下のもう1つの排水管は、どのようにしてどこの排水管か特定して
それをどうすればよろしいでしょうか?
本件は、トイレ付近の地盤沈下や空洞が地盤の奥深い位置に埋設してある、他人所有の配管の水漏れが要因がどうかの確認を先行すべきでしょう。
常識的には公的な上水道配管や公的下水道が、他人宅地の下部に埋設する事はないと思うのですが、分譲業者の施工事情などでミスが生じる場合も皆無でないと聞きます。
生きている埋設の排水管は、埋設場所より低い位置にある、公的下水道か、公的側溝に必ず通じているはずです。
役所に行ってそのあたりの繋ぎ場所を特定して戴く事は可能と思われます。
場合によっては廃棄した埋設管のある地層が、ご自分の家のトイレなどからの水漏れで土が埋まり、空洞ができる事もあります。
先ずは配管出口の位置の所在を確認し、解った時点で役所や自治会など、関係機関との折衝になると思います。