高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

契約・法規のトラブル

業者側のミスで発生した補修工事費用など

2011.08.24

契約と設計、引き渡し後の補修について

質問者/KOBAYAN

1.契約に関してですが、造作家具の設置が決め手となり、契約をしました。工事に用では12万と計上されていましたが、営業マンは実際には25万位の費用が掛かると言い、実際に出来上がってきたものは、12万円より遥かに下回るものでした。また、工事内容には要打ち合わせとなっていましたが、打ち合わせは一度も行われませんでした。結局、設置はやめましたが、キャンセル料を取られました。
2.リビングのテレビの設置位置ですがドアとドアの間に設けられ、また食卓付近で通路でもあり、テレビ台を置くことのできないな状況(幅130cm程度)です。業者側に勝手が悪いのではないかと尋ねると、特に問題無いとのことでしたが、明らかに設計ミスかと思われます。
3.工事で生じた、フローリングの傷を補修してもらいましたが、その時に使用したスプレーによって、床にシミが出来てしましました。中古住宅では無いので、これは辛いです→出来れば、張り替えて欲しい。
この質問に関しては回答者の方々が質問の切り口が掴めずに苦慮しています。
1の造作家具。
2のテレビの設置位置。
3のフローリングの傷。
いずれも家の仕上げ時に具現化してくる課題です。

耐震構造、温熱環境、地盤補強などの住んでから深刻になり得るような問題ではありません。
まずはそのような家の構造面や性能面のチェックを検証してみてください。
そのような重要な部分に瑕疵が無いのであれば、1・2・3の課題は、業者さんとの交渉事になります。

何も業者にへりくだる事はありませんが、業者側の言い分も聞きながら、同じ目線で自分の思いを要請すべきでしょう。
家は出来上がってからの方が業者さんとの関係が頻繁になるため、出来得る限り友好的な状態を保持したいものです。