高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2023.03.06

雨による影響

質問者/がんじょう

?建前から約1ヵ月 外壁未取付は雨の影響無いのか?
 外壁前の防水シートは有り
?建前後の雨で若干 床が濡れ 木のアクのような痕跡が残っています
 これはなにか調べたい また木のアクは問題無いのか?(施工者は木のアクと言っている)
?雨が降っている時に外壁取付は問題無いのか?

現在一般的に住宅建築に使用されている木材は、人工乾燥させ、含水量が15%のモノが使用されています。
2〜3年間、陰干しなどで自然乾燥させても25%前後にしかなりません。
本件の木材もおそらく、人工乾燥で15%前後の木材なのでしょう。

乾燥させた木材は出来るだけ雨養生をすべきですが、それでも雨に濡れる場合は度々在り得る事です。
雨天の外壁取り付け施工も問題はありません。

木材は表面が雨に濡れても、壁や屋根に囲われてくるとしだいに乾燥して参ります。注意点は、濡れたままの状態でグラスウールなどの繊維系断熱材を充填しないようにしなければ「なりません。
この要点を施工者と確認しあいながら工事を進捗させるべきでしょう。
木材のアクやシミ、節目、板目などは、自然な文様と思うべきで、むしろ楽しむ事です。