設備や内装一般
暖房や電気湯水器、トイレの配管など
輸入住宅では、ドライウォールにしているところが多いようですが、
ドライウォールという物が、イマイチよくわかりませんので教えて下さい。
1, ドライウォールっていうのは、下地はベベルボードではなく、
ドライウォール専用の石膏ボードを使い、その石膏ボードに直接ペイントして仕上げるんですか?
それとも、ドライウォールというのはそういう工法の下地の名前で
その上にクロスを張ったり、珪藻土を塗ったりできるもので、
輸入住宅のドライウォールは、そういうのとは違う物を下地の上に塗って、仕上げるんですか?
2, 私が住宅会社のモデルルームで見たドライウォールの仕上げはオレンジピールでしたが、
全く凹凸もなく、コテ跡も残らない、表面がつるつるした感じの仕上げはできますか?
継ぎ目の無い壁の仕上げは、モルタル下地などで何回も塗り込んでから漆喰などで仕上げる、いわゆる日本式の湿式工法があります。
北欧で開発されたドライウオールとはまさに「乾いた壁」と云う意味なのでしょう。
ベベルボードとは面取り石膏ボードの事です。
石膏ボードを用いておりますが、その継ぎ目を完全に隠して仕上げる工法です。
仕上がりを拘れば拘るほど、相当の技量、技術が必要となります。
仕上げは、しっくいや珪藻土、更に塗装など、継ぎ目のないフラット面を生かすための仕上げを行う事になるのでしょう。
ベベルボードの「ベベル」とは、突き付け部を斜めに削いだ形状にして、その突き付け部をジョイントテープで押さえ、パテ埋めでフラットにします。
テコ跡の残らないツルツル仕上げも可能ですが、高い技術の伴った職人技を伴います。