設備や内装一般
暖房や電気湯水器、トイレの配管など
2011.11.05
蓄熱暖房機の不具合に危険を感じています。
質問者/匿名希望
築5年、新築時に設置した蓄暖房機が毎年のように不具合を起こしています。
ファン付タイプですが、設置当初から異音がありました。
その都度、業者にはみてもらっていましたが、特に安心できる説明はないまま、3度目の冬についにショートし、爆発音のような大きな音とともに火花を起こしました。
4度目の冬となる翌年、再び大きな音とともに、水蒸気が発生しました。
幸いにも事故は免れましたが、突然の火花や水蒸気によって、
もしかしたら火傷を負っていたかもしれないと思うとぞっとします。
また、あの大きな音が恐怖心とともに忘れることができず苦しんでいます。
設置当初からなんらかの不安を感じていたこの機器について、
さすがに安心してこれ以上使用することはできないという恐怖を感じ、
施工会社とメーカーに取り換えを検討していただくように申し出ましたが、
何も回答が得られないまま、最後の修理から1年経過し、次の冬は目前に迫っています。
毎冬、修理が行われ、そのたびに厳冬期に暖房を失うのも大きなリスクです。また、昨年の修理時には、部屋全体に大量の粉塵が広がり、
精神的、労力的にも被害を受けました。
この機器がそもそも欠陥品であったか、
取り付け業者の施工能力に問題があると考えているのですが、
取り換えを要求するのは妥当でしょうか。
蓄熱暖房機の事故そのものについての情報が少なく困惑しております。
蓄熱暖房機は、その特性上、暖房機単独で本件のようなトラブルを起こすことは在り得ません。
蓄熱暖房機は、700度近くまでレンガ温度が上昇するまでに、レンガの含水量が蒸発してしまいます。
また700度近くまで熱したレンガに外部から水が浸入すると、本件のような事象が起きる事が想定されます。
本件の事象内容はまさに水蒸気爆発に相当していると思われます。
またレンガ粉末の飛散も高温のレンガに外部から水が侵入した事象と思われます。つまり、蓄熱暖房機にキャップタイヤ(電源コード)、雨漏り、設備漏水など、何らかの要因で水が外部から侵入した事が思考されます。
この水の浸入有無の確認を優先すべきです。
施工会社や設備会社、蓄熱暖房機メーカーなどに検証して戴きましょう。
蓄熱暖房機は、電源を落としてからレンガが冷えるまで約3日間ほど期間がかかります。
蓄熱暖房機は、外部からの水分浸入さえ阻止出来れば、砕けたレンガを取り換え、劣化したヒーターも取り換えが可能なので、安心して再使用することも出来ると思います。