構造・建材について
断熱性や防音性、構造の強さなど
恐れ入ります。基礎パッキンについて教えて頂けたら幸いです。
宜しくお願い致します。
布基礎が立ち上がり土間コンも終わり、土台を組み上げて柱を建てたところです。
基礎パッキンは全周施工が主流?な気がしますが、当建物は主要箇所(アンカー部分、柱下)と残りは所々コマ置きしてある状態です。
ですので当然基礎と土台に空間がある場所が多箇所あります。
小動物の侵入以外で全周とコマ置きの違いはありますのでしょうか?
アドバイス宜しくお願い致します。
床下換気口の替わりに用いるのが基礎パッキン方法です。
基礎パッキンには、全周施工タイプと、コマ置きタイプの二種類があります。
本件は後者の基礎パッキンを採用したものと思われます。
基礎パッキンとは、床下換気を促すものですが素材に弾力性を持たせて地震力を吸収する効能を持たせています。
全周タイプの基礎パッキンは、チェーン方式になっており、その隙間から通気を促します。本件のコマ置きタイプは、間隔を空ける事で床下通気を促す仕組みとなっております。
いずれも、建築基準法で制定されている「基礎と土台を緊結させよ」と云う決まりを強度認定を受けてクリアーしており、強度的な問題は無いと思慮されます。
全周タイプは小動物浸入リスクは少ないのですが、通気有効孔に限界があります。床下の湿気状態などを検証しつつ、選択する事になろうかと思われます。
本件の場合は、基礎パッキンの間隔に防虫網などを取り付ける方法もあり、施工者と相談してみましょう。