高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

家の外回りについて

外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど

2023.04.21

工事費用はどちら負担するのでしょう?

質問者/悩んでます

昨年、家を新築しました。家の屋根は二階の中心から一階にかけて掛かっていて急勾配な屋根になっています。太陽光発電が付いているため、雪が屋根にたまりにくい構造になっています。建前が終わり外装もほとんど終了した頃、お隣さんから雪が自分の家に落ちるのではないかとメーカーに質問があり、メーカーはお隣との距離を1m以上空けてあるので、大丈夫でしょうという事でした。しかし、昨年は大雪だったので、家の屋根からの雪が、直接お隣さんの家の壁に直接落ち、夜中にその音と揺れで目が覚めたと、
非常にお怒りになられました。その対策として塀を作ろうと思ったんですが、お隣さんは中途半端な塀では、お隣の家の方に雪がはいってくると言われ。メーカーに相談した所、家に雪をためる装置を付けると雪が滑らず、
お隣の壁にあたらなくと言われました。お隣さんは安心させるためには、屋根と塀の両方が必要になりました。 自分的には家を建てたので貯金もほとんど貯まっていない状態で、予想外の費用に対応できません。 こういうケースで発生する工事費用は、自分が全額払わなくてはいけないのでしょうか? もしメーカーがもつ場合、どれぐら払ってもらえるんでしょうか?
降雪地帯の住宅建築には、設計段階からの排雪や屋根雪対策を講じて置くのが普通です。

本件の場合も落雪トラブルは事前に想定出来たのではないかと思われます。
とは云っても、事象が起きた後の対策では、設計者やハウスメーカーに全ての責任を押し付けるには無理があろうかと思われます。

鉄製で落雪部分を垂直に受けて、自分の敷地内に雪を落とすフェンスが適切かと思われます。
その費用はハウスメーカーと充分に協議し、自分の負担を出来るだけ少なくなるようにお願いする事になろうかと思います。