工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
メーカーに新築工事を依頼し基礎工事が進み型枠を外した状態を見学にいった所、基礎全面にあばたが無数あり、天端もかけ、契約の犬走り(土間)を基礎と一体に打つという約束が励行されず打ち直しを希望したところ土間の非は認めるものの基礎については強度が出ているという理由で打ち直しをできないという回答をもらいました。
このまま話し合いが双方平行線ならばメーカー側が施工を中止するので料金を精算して欲しいという話もあります。
よいアドバイスがあればお願します。
この質問文章では、どのような仕様で計画が進み、どのような契約を交わしたのかも解りません。したがって本「住宅110番」の、どの回答者の先生でも明確な回答は出来ないと思われます。
話し合いが平行線の場合は工事を中止して料金精算を行うと云う根拠も明確でありません。
基礎コンクリートの場合は、型枠を外し、表面に隙がある事も少なくありません。
また天端の欠けもその程度によります。
犬走りのコンクリートを一体打設する意味合いは充分に解ります。
しかし、そうしないからと云って全てを否定出来るものでもありません。
基礎の場合は「瑕疵担保責任」の範疇であり、施工に問題があって竣工後に不具合が出れば、その責任は施工業者が負う事になっています。
一生一代の家づくりが、スムーズに進捗するためには、業者側と施主側の友好的な協力関係が不可欠となります。
冷静に振り返り、もう一度、住宅メーカーに対して納得のゆく施工を推し進めるよう、穏やかな要請が賢明と思慮されます。