家の外回りについて
外壁や屋根のデザイン、土地の水はけなど
2024.02.02
駐車場の設計ミス 並列駐車ができない
質問者/ヒサ
駐車場の設計に関する相談です。
我が家は仕事の関係上、駐車場が並列駐車できないと困るため、並列駐車は絶対条件として土地選びの段階から営業と相談し今の土地を選びました。
営業でも設計の段階でも並列駐車できる設計にしてほしいことを伝え、それに対する答えは「これだけあれば余裕です」というものでした。
しかし実際に家の建築工事が終わり、外構工事の担当者に代わったところ、並列駐車は無理ですと言われました。納得いきませんでしたが、家が建ってしまっており、早く外構工事も終わらせたかっため、縦列駐で外構工事を行いました。
また外構工事について設計の段階で何回か確認しましたが、営業の方に「後で全部サービスでやります」と言われたため、家が建ったあとでの打ち合わせとなりました(結局、全部サービスではありませんでした)。それならサービスといわずに初めから打ち合わせをしていれば、このようなことにならなかったと思います。
しかし、やはり納得がいかず、なぜ並列駐車できなくなったか確認したところ、設計ミスを認め今度説明を聞きに行くことになりました。
そこで相談ですが、説明を聞きに行くときに、どの点に注意して聞けばよいかなどのアドバイスはありますでしょうか?
補償に関しては、労力やそれに伴う出費、またこちらも契約書にサインしていることもあり、どこまでしてもらえるのか疑問です。また並列駐車の要望を伝えたことを証明するものもありません。
ただこちらの思いとしては納得いかないです。
たしかに契約書にはサインしていますが、こちらは建築の素人です。説明を聞いて契約書にサインしていますが、こちらの要望がとりいれられておらず、並列駐車はできるとの説明に対してサインしているのに、出来ませんでは納得いきません。
業種違いますが同じ専門職として、そんな仕事でいいのかという思いもあります。
本件では、駐車スペースの絶対面積が確保されているかどうが問われます。
駐車場は並列駐車と縦列駐車では、歴然と並列駐車の方が便利なのです。
したがってスペースが確実に確保されているのであれば、平面プランの段階から必然的に並列駐車で設計が為されるはずです。
それが縦列駐車になった経緯は、そのようにせざるを得ない要因があったかどうかをしっかりと確認すべきです。
ハウスメーカーのミスで縦列になったのであれば先ずは、並列に改善可能かどうかを確認します。その場合、コスト負担の全面負担か或いは一部負担するかなどの刷り合わせも必要でしょう。
家づくりとは、施主の思いが業者(特にハウスメーカーは設計、営業、施工管理、メンテナンス担当者が変わる事が多い)に正確に伝わらない場合が多いのです。
また質問者の伝え方に不明確な部分が在ったかどうかも問われます。
いずれにして、双方が冷静に状況とプロセスを確認したうえで、然るべき対応を行う事になるのでしょう。