2012.06.25
身体に不調を来たしたマンションの生活音。音源が特定できず1年が経過。
質問者/えいたん
2006年新築の分譲マンション、戸数39、11階建の8階に住んでいます。転居前の賃貸住宅で上階の方と生活音(お孫さんの走り回る音)で少々トラブルがあったこともあり、「二重天井二重床で騒音に悩まされることはない」との不動産会社の説明に後押しされ分譲直後に購入、入居しました。
入居当初から、他室からの会話やテレビの音というのは全く聞こえないものの、時折天井から落下音、引摺り音等が聞こえることがありましたが、許容できる範囲内で、特に不満のない生活ができておりました。
それが昨年(2011年)3〜4月頃から、平日は朝7時代から、と夕刻17時頃から21時頃まで(昼間は不在の為不明)、休日は朝8時代から21時代までずっと走り回る地響きのような足音や、ドンドン、ボコボコといった連続した打撃音?落下音、ボウリングの球が転がるような音等、ビクッとするような音が天井からするようになり、日を追うごとにひどくなり現在では夜中の1時頃まで続くこともあります。
まず管理員さんに部屋に来てもらい状況を確認してもらったのですが耳が遠い方で伝わらず、管理会社、管理組合にも相談し、一度来て頂いたのですが、その間は特別大きな音がしなかったこともあり(組合の方は自室ではその間、聞こえたような音も全くしないと言われてましたが)、結論としては「何もできない」とのこと。
その後、音のひどい時に、面識はなかったのですが上階に行き音のことを告げた際には、「心当りはない」とのことでしたが、防音シートを引いてくれたり、その後の様子を聞きに来られたりと度々話す機会が持てました。結果的には上階の方は就寝時間等を考慮しても、音の原因ではないと思われます。
先にも書きましたが、音はひどくなる一方で耳栓をしたり(響く音には効果なし)、可能な限り外食したりする一方で、管理会社とは連絡を取り続けましたが、何もしてもらえないどころか、最近ではクレーマー的な扱いを受けているような気がします。
食欲不振と不眠で7kgも痩せて来たこともあり、(管理会社は頑なに嫌がっていたのですが)建築主である不動産会社に連絡したところ、
「マンションとは柱や梁、壁等を伝わって音が響くもの。真上の部屋の音は響かない構造だがその他の上、横、下、何処から音がしても不思議ではない。構造上の問題ではないので管理組合を通じて音源を特定して居住者に改善してもらって」
という私にとっては耳を疑うような回答でした。
現実的に真上と私の所を除いても37戸。音源の特定方法などあるのでしょうか?
補足しますとここ1年新たな入居者はありませんしリフォーム等もないと聞いています。
体調不良のこともあり、転居も考えていますが如何せん一生で最も高い買物で、音を除けば何の不満もありませんので泣き寝入りもくやしく、ご相談さしあげた次第です。
よきアドバイスを頂戴できれば幸いです。
よろしくお願い致します。
本件は当初、「許容できる範囲内で、特に不満のない生活ができておりました」
との記述から騒音は、構造的な問題ではなく、上階に住む人のライフスタイルが要因であるように推察されます。
構造的な課題であれば、質問者だけでなく住民全体で騒ぎになるだろうと思うからです。
このような上階住人の生活状態に要因がある場合は、上階の住人とのコミ二ケーションを上手にとる事が一番の解決法です。
私は家庭裁判所の調停員と言う仕事も行っておりますが、人との関わり方がとても大切なものです。
上階の対象者と騒音だけでの話し合いを行うには、どうしても感情論となりがちです。
先ずは、普段の付き合い方を工夫してみては如何でしょうか。
例えば、階段やエレベーター、或いはマンションホールなどで出会った時の挨拶などで何気ない交友関係を作ります。
次に、田舎から送られてきた野菜などをお裾分けするなどの付き合いが出来て、上階住人とゆき来が出来るようになると、騒音問題も理解されてくるでしょう。
物理的な対応は極めて限定的であり、階下に住む人との付き合いの重要性に気付いた時にこのような問題は自然に解決に向く事になるのでしょう。
情緒的な回答なのですが、肩に力を入れずに自然な形で問題が解決されるよう願っています。