工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
マイホームを新築して間もなく2年目になります。
新築の契約をして地盤調査。その結果地盤補強が必要との診断。
正直なところ、地盤補強に予算を割くことが非常に難しかったため契約したハウスメーカーに地盤補強も任せる事になりました。
予算がなかったので、松杭を勧められ一任しました。
工事完成後引き渡しを受け、日々松杭を採用したことを後悔しながら、
不具合が発生しないように怯えている次第です。
今回アドバイスいただきたいのは、盛土の造成地にての松杭についてです。
地盤調査で地下水位は、GL-5mくらいです。
松杭は、6m。
建築基準法に松杭は、常水面下に配置するとなっていることを友人から聞きました。
もし、瑕疵担保責任保証期間中に不具合が発生した場合上記の事は、何らかの理由づけになるのでしょうか?
御指導よろしくお願いします。
仰せのように木杭を使用する場合は、いくつの要件が伴います。
建築基準法施行令 第3章 構造強度 第2節 構造部材等 第38条 (基礎)の6項に、建築物の基礎に木ぐいを使用する場合においては、その木杭は、平家建の木造の建築物に使用する場合を除き、常水面下にあるようにしなければならない。
つまり、平屋以外の二階建て以上の建築物の場合は、木杭の使用が地下水面位以下の部分に浸っていることが要件となります。
不同沈下などの事象が発生した場合は、瑕疵担保責任を問えることもありそうです。その場合は、ハウスメーカーを通じて瑕疵保険法人と確認が必要となります。