構造・建材について
断熱性や防音性、構造の強さなど
前回は床下に断熱材が入ってない件でご意見ありがとうございました。
後日、ホームインスペクションの建築士さんを交えて打ち合わせをし、工務店側は「入れなくても大丈夫なんだけどなぁ」な対応でしたが、こちらが15万円ほど工賃追加で床下にカネライト25mmをいれてもらうことになりました。
ところが、もう屋根は出来上がっている今、今度は吹き抜けの天井にも入ってないことが判明しました。
天井に入ってないということはつい先日の金曜日(2/18)に聞かされたことです。
工務店からは「梁見せ天井になるよ」との説明を受けてましたが、まさか断熱材が入ってないとは思ってもみませんでした。
こちらが無理に「梁見せ天井にして下さい。断熱材はいりませんから」とも言ったことはありません。
調べましたら他の梁見せ天井の家やログハウスでも入ってるのが当たり前です。
契約書にない以上、無くてもしょうがないという見解もありますが、注文住宅を扱うのが初めての工務店のようで、当初から仕様書、見積書に不備があり、どこにどんな断熱材を使うという一覧表は頂いておりません。
(再三、提出をお願いしますが打ち合わせまでにいただけません)
ひょっとしたら屋根断熱?とも思い、確認をとっておりますが床下も基礎断熱でなかったことを考えるとその可能性も低いようです。
このまま天井にない状態ですと、いくら九州で夏場は涼しい地域とは言え直射日光のあたった屋根からの熱が家に入り込み、また冬はそこから暖かい空気が逃げていってしまうのではないでしょうか。
天井高は大体4.7mくらいです。
こちらがオプションでお願いした分ならともかく、基本として入ってるであろうという部分にまで追加費用でお願いすることになるのでしょうか?
正直、これ以上の不意な支出はさけたいところです。
「床下もここらへんじゃ入れないよ」と観念的に返事をされますが、建築業界の常識としてのご意見はいかがなものでしょうか?
ある新聞社が行った主婦400名を対象にした「住宅と家計」に関する意識調査によると、どのエリア(北海道・東北、関東、中部、近畿、中国・四国、九州)でも「冬でも家の中が暖かい家にすれば良かったと云う結果があります。
一方「住宅価格が安いか」とか「開放感のある空間」というコストやデザイン的な項目は中位から下位にランクされるという結果となっておりました。
「冬でも家の中が暖かい」を重要視するのは全国共通のようです。
本件においては、他の回答者の先生方と同様、施工関係者があまりにも温熱環境に対する意識が低すぎるように思われます。
寒いとか暑いと云う体感と冷暖房費は、家が出来てから一生涯にわたりつきまといます。
断熱材の挿入、、充填は住み手側の必須事項です。