高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2024.06.07

玄関の洗い出し仕上げの失敗

質問者/lulu81

この度はお世話になります。
 よろしくお願いいたします。

 新築注文住宅です。
 引渡の時に、玄関三和土の洗い出しが黒ずんで変色し少し盛り上がっていること、それを恐らく剥がそうとして引っ掻いたような跡があることに気づき、工務店に伝えました。
 黒ずんで変色している部分は、引き渡しまで、養生のため段ボールが敷いてあった部分です。敷いていなかった部分は、きれいな仕上がりになっています。
 今日、施工にあたった左官屋さんが見えて、
「現状の洗い出しの上に、2〜3センチ新しく洗い出しを重ねるか、上からタイルを張って隠すしか方法はない。」
とおっしゃったのですが、そうすると、フラットだった玄関入口に微妙な段差ができるのが気にいりません。
 そもそも、現状の洗い出しの上に、薄く重ねるという方法は、ひび割れなどのもとになるのではないかと心配でもあります。
 現状の洗い出しをはつるのは、傷も付くし不可能だ、と左官屋さんはおっしゃるのですが、本当に現状のものをはつって、新しく洗い出しを打ち直す施工はできないのか、教えていただきたいのです。


 せっかくの新築なのに、家の顔ともいえる玄関がこんなことになってしまって、どうしたらいいのか混乱しています。
 お手数おかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
三和土の洗い出し仕上げは、小石の配列が人の手で行われ、その時の職人の心境まで垣間見れる魅力があるものです。
本件の質問に関しては、捉え方や主観が出るものです。

私の主観で申し上げますと、このままで保持しつつ、施工工務店や左官屋さんとの人間関係を良好にしておいた方が賢明と思われます。
この小さな小石の粒粒は、年ごとに表情や配色を変えて行きます。
そのうちにきっとその石の粒が、笑顔に見えるようになると思います。