構造・建材について
断熱性や防音性、構造の強さなど
2024.07.01
アンカーボルト・筋交いの施工について
質問者/匿名さん
はじめまして。埼玉県で建築前の建売住宅(在来工法・2階建て)を契約し建築中です。現在気になる点があり、アドバイスをいただきたく、よろしくお願いいたします。
土台との継ぎ目にほぞがあり、ほぞ部分にアンカーボルト・筋交いの固定ねじが止められております。住宅メーカーに問い合わせを行ったところ、土台のつなぎ目に関しては補強するとのことで、短ざく金物0.6ミリ厚を土台つなぎ目両サイドに取り付けられています。筋交いについては、補強する方向で検討しますとのことで連絡待ちの状態です。
ほぞ部分にねじ類が集中してしまい、構造上問題ないでしょうか? また問題がありましたら、対応策等、アドバイスをいただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
写真で確認できる範囲では大きな問題がないように思われます。構造上、アンカーボールトの付近に金物が集中するのは通常の施工法ですので、問題があるわけでありません。
1枚目の写真で間柱のほぞの部分に金物がありますが、向こう側のコンクリートが何なのが判別できません。しかし、強度的に問題はないと思われます。また、ビスがしっかりと止められておりますので、その部分に関しても問題は無ないと思われます。さらに、金物に空穴が見えますが、その空穴も金物はいろいろな構造体に使用できるように作られているので、特別問題はないと思われます。
いずれにしても、もし質問者が心配しているような構造体に欠落部分がある場合、住宅品質確保促進法で施工者側が瑕疵担保責任を負うことが義務化されているます。この法律をもとに施工者にしっかりとした施工を行うよう、促してください。