工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
分離発注を設計事務所をつかって設計監理料を払ったにもかかわらず、施工をしたのが設計者と懇意の業者で、監理したかどうかが疑問の施工の粗さです。寒いので、もしやと思い、床下点検口をのぞいてみたところ、添付の写真の有り様です。カットを忘れたのかサイズが合わず、垂れ下がっています。そうでない箇所も隙間があります。
これで断熱になるのでしょうか? あと床下はねずみの糞がありました。
写真で見る限り、とんでもない断熱施工状態です。
設計者は断熱材の仕様を図面に記載しますが、温熱環境の良し悪しまで監理する設計士が非常に少ないのが現状です。ともかく、設計士の責任というよりも施工者の道義的な責任が大きいと思われます。しかし、まず、設計監理者に実状を確認していただき、施工者に改善を求めるべきです。このまま放置しておくと、断熱材の脱落部分が低温となり、結露状態をつくり、その付近の含水量が増加して腐朽菌が発生する場合があります。早急に処置を行うべきです。