工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2013.11.18
水漏れで水浸しに。関係者は平誤りだが許せない。
質問者/MTさん
初めて送信させて頂きます。
水漏れの件でご相談させて下さい。
晴れて10/1(9月30日決済)に1戸建ての家を購入したのですが、住んでから半月もしないうちに2階のキッチンから水漏れが起きました。びっくりするほどの水漏れではないのですが、壁づたいに1階玄関の廊下にまで水びたしになりました。(1階の壁紙は接着面が剥がれて、ベニヤ?の壁が反っています)
水漏れ状況を確認する為に1階の天井部分を剥がしてチェックされ、キッチンの漏れ部分を修理されました。修理したその日の夜にキッチンを使用した所、再度、水漏れが起きていました。オマケに水漏れの状況がひどくて、「ピチャ、ピチャ」と水が漏れる音まで聞こえていました。
2日連続で関係者が集まり、私も仕事が忙しかったのですが帰宅しました。2日目は天井1ヶ所、壁2ヶ所を剥がし、水漏れの原因調査をし、結果的に水道業者の不始末ではなく、建設会社のミスで内装の仕上げ時に長めのクギが水道パイプごと突き刺さっていました。すべて、私も現認(ビデオ録画)し天井の内部も見ました。結構、肝心な柱が水に濡れていました。前日の水漏れ修理の際、最後に確認もせずに完了とした事と、仕上げ時のミスが大きな原因です。新築間もないうちにこの様なことになり、私も嫁もショックですし不安でなりません。関係者は常に平誤りですが、「中古じゃあるまいし、スミマセンでは許さない」と言い伝えました。今週にも関係者が自宅にくるそうですが、(少額)賠償も考えています。
実際のところ、こういった問題があった時にはどの様にすればよいのでしょうか?良きアドバイスをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
念願の一戸建てを購入され、半月も経たないうちにこのようなトラブルでショックを受けておられると思います。この漏水事故の当初は、おそらく配管不完全によるものと思います。滅多には有りませんがまれに竣工時、このような漏水事故に見舞われる事があります。次に補修した際に建材を打ち付ける際、配管にクギが命中したもので、大変確立の低い珍しいトラブルです。いずれにしても、本件は滅多に発生しない事故が連続した極めて珍しいケースといってよいと思います。質問者の怒りは当然ですが、施工関係者が不手際を認め、誠意を見せているかぎり当方が感情的になるのは、あまり好ましくありません。と言うのも戸建住宅は、木材や建材の乾燥などで家の性能が落ち着くまで1年や2年くらいはかかります。その間は、施工工務店と連携しながら建て付け調整や隙間補修などのメンテナンス受けなければなりません。竣工後の建主は、施工店と友好関係を維持しておいたほうが絶対にとくです。怒りを感情に出さず、中味の濃いメンテナンスに反映させたほうが、賢い解決の方法と思います。