構造・建材について
断熱性や防音性、構造の強さなど
2017.07.11
金属サイディングの重ね張りを検討しています。
質問者/しむしむ
築20年超の木質プレハブ、窯業系サイディングです。
メンテナンス塗装の一度目はフッソ塗装いたしました。
現在、2回目の再塗装の時期にきています。
耐久性のある塗装も考慮して見ましたが、
金属性重ね張りも近年、種類も増え、価格面で塗装と競合出来るのでは無いか?
と思っております。
そこで、
サイディングの重ね張りは工法的に適当か、耐久性はどうか
を知りたいです。
予算は100万?200万+αを予定しています。
どうぞ、宜しくお願い致します。
既存の窯業系サイディングの上に軽い金属サイディングを張付ける方法は、断熱や遮熱効能も期待できることから昨今、多く実践されるようになっています。
金属サイディングを重ね張り施工するには、現在の外装材に20?前後の木材の胴縁下地が必要となります。
それに断熱内貼りをした金属サイディングを打ち込むと少なくとも30?以上は外部に持ち出しとなります。
本件も開口部の多い建築物のようですが、その窓などの開口部の納まりが最大の課題となります。開口部の廻縁を付加して納まり寸法が取れるようであれば充分に施工可能です。
またレンジフードや換気口グリルなどは、一旦取り外すか、取り換えも必要となる場合があります。施工業者さんと充分に協議してから選択すべきでしょう。