建売3階建てが隣に建ち、こちらになんの許可もなく足場(空中部分)がこちらに大きく入るよう建てられました。「これはおかしい。やめてほしい」と頼んでも「境界がここだからおかしくない」として無理やりです。
その後、この事が施主(企業)や工務店に伝わり、なんとか足場は取らせましたが「ベランダのサインディングを貼るのにまた足場をつけさせてほしい」と頼まれました。「これをつけないと大工が危ない、オタクにも迷惑がかかるかもしれない」と言われ、1度は承諾したものの、ご近所の方から「あなたの家の屋根まで登って作業してた」と聞き、話を拒否しました。
境界をまたぐことを当家が拒否したので、先方は足場の当家に近いほうに横の棒を境界ぎりぎりに何本か渡し、そこに縄をかけ、大工の体に巻きつけて
作業をすることにしたらしいのですが、大工の体は勿論こちらにべったりと入ります。(足場は境界にかかるかどうかわかりません)
「これをしていいか」と先方に聞かれたのですが、この場合了承しなくてはならないのでしょうか。
(「相談しないとこのことに判断がつかない」とし、話を中断しています。)
この隣家の大きく張り出したベランダは、境界に最も近く、「違法ではないか」と当家工務店が正そうとした位出ています。
(横浜では隣家と同じように開放ベランダでも隣地境界から50センチは建築面積に入るが当地では耐火性をもっていればこれ以上出ても許可が下りるのだそうです)隣に住む私たちになんの相談もなくここまで圧迫感のある建物を建てられたことにも憤慨しています。
「私たちは違法なものは作っていない」と主張し、建築士も見に来ません。
「家を建てるかもしれないという挨拶状はあなたが留守だった為ポストに入れた」と施主はいいますが、こちらはそれすら確認していません。(名詞・工程表・タオルなどはポストに入れなかったそうです)
近隣の方がこの様子に激怒し、大勢の職人(現場監督らしき人も居た)に怒鳴り込み、「こんな非常識なことがあるか!責任者よべ!」と問題になったのにもかかわらず、1ヶ月間問題を放置し挨拶もありませんでした。
当家はこれほど強く近隣の方が言ったのにも関わらず、無視して作業を続ける企業が恐ろしく、1ヶ月間雨戸を閉めただ黙るほかありませんでした。
雨戸を開けられたときにはもう既に圧迫感のある3階建てが建っていました。
近隣の方が、「これにも承諾がなかったの!?」と聞かれるほどです。
現在宅建に電話相談し、弁護士に書類を作成することを進められ作成中です。
工事関連業者や施主は、工事を進めるにあたり周辺環境に十分な配慮、気遣いが不可欠です。
それは工事施工中のみならず、家が出来てから隣人通しの人間関係に大きな影響を与えます。
しかしながら本件のような事案に関しては、片方の当事者からの言い分だけで断定できない要素が含まれております。
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私は家庭裁判所の調停員を務めておりますが、本件は物理的な事象以外にも、とてもデリケートな課題が内在しているように思慮されます。
弁護士さんと充分に協議され、最善の対策を行い、円満に解決できることを望んでおります。