よろしくお願いします。
10年前くらいに家を建てました。
昔の建て方が好きなので、出来るだけ金具を使わない伝統工法で建てました。
壁は組んだ竹に漆喰壁で仕上げており、断熱材は入っていません。
ある程度の寒さは覚悟していましたが、冬寒くて仕方ありません。
今の時期ですと留守宅に帰ると室内温度は7℃前後です。
この間見たら梁と壁の間が数センチ開いていました。建具も木製で周囲と隙間があったので、こちらは内窓を取り付けました。
何とか梁と壁の隙間だけでも塞ぎたいと思うのですが、どのような方法がいいのでしょうか。昔から寒かったのですが、年齢と共により堪えるようになって来ました。
どうかご教授よろしくお願いします。
「夏が良ければ善しとする」との日本の家づくりの文化がありました。
風通しの良い家は、腐り難く長持ちする特徴もあります。
夏は風通しが良くてクーラーなしで過ごせる家もありました。
しかし、仰せのように冬場に寒くて暖房機のある部屋で縮んで過ごすため、気温差の大きなトイレや浴室などで心疾患、脳疾患などで倒れる人も多くなりました。
体温を0.5度あげると免疫力が高くなり、病気もし難くなると云うエビデンスも多く出ています。
是非、家の中を暖かくするリフォームを実践した方が良いと思います。
昔ながらの竹材下地の土壁は、撤去することになりますが、断熱材を挿入した後の仕上げに漆喰やジュラクなど用いると和式の雰囲気を醸し出す断熱リフォームも可能です。
断熱材の種類もたくさんありますが、温かい住居にするには隙間の無い気密層をつくる必要があります。硬質樹脂(硬質がポイント)の現場発泡断熱材は、複雑な形状のリフォームでも断熱と気密を一緒に構築することも出来ます。
このような技術と実績の持った施工業者に是非、健康リフォームを行って、元気にお過ごしになってください。