高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2015.12.22

新築で工期が守られず、一部変更合意を求められています。

質問者/フェアリ☆

新築を予定し、2012年12月にハウスメーカーと契約しました。
今住んでいる家は売主が決まっていて、2月末?3月にかけて引越し予定でした。つまり、1年以上の時間的猶予がありました。
それが、工期がどんどん遅れて、結局4月末位だと!一部変更合意を求められています。

合意に応じるためにいは、余計な引越し・仮住まいにかかる費用の負担を求めてたところ、営業担当者は当然会社の不備だと認めたものの、ハウスメーカーは応じないとのこと。

うちが一部変更合意しない限りどんどん工期はずれ込むと急かされていますが、ここに押印したら費用請求もできなくなるでしょうから押せない・・・と、事態は動かなくなりました。

実際のところ、4月の引渡しとなると贈与税、固定資産税、転校先への送迎などの負担もあります。

このまま一部変更合意をしても、損害賠償を求められるでしょうか?

突然太陽光が載せられないと言われたり、できると言われたことが出来ない、最初にわかっていたらそもそもこのハウスメーカーと契約していないほどの嘘っぷりで困り果てています。このタイミングでハウスメーカーを変更するわけにもいかず、家族のケンカも増え、寝られない日々で、本当は慰謝料も欲しいくらいです。
本件はハウスメーカーの約定違反によって質問者が多額な費用負担と精神的負担、物理的負担を強いられる深刻な要素をはらんでいるように思われます。

ご承知のように一昨年から消費税増税の駆け込み需要で工事施工現場は、どこも繁忙で人材不足、資材不足などが続いております。
仰せのように工期延期に合意すると引き渡しを実際に受けられる期日すら危うくなりそうです。

また、契約約定に明らかに違反していると言うことになると、損害賠償、慰謝料請求などの対象に成り得る場合もありそうです。
本件は、法的な要素と多額な金銭紛争が絡みそうな事案であり、ネット相談の域を超えており、弁護士さんと相談して然るべき対応を行うことが賢明と思われます。