高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

設備や内装一般

暖房や電気湯水器、トイレの配管など

2020.10.27

床下が水槽状態に

質問者/レオ

新築の注文住宅です。
引越しの日に判明したことですが、床下点検口を覗いたところ、床下の基礎の部分が全面水浸しの水槽のような恐ろしい状態になっていました。(深さ約20cm〜30cm)
通信関連の方が配線工事の為、発見してくれたのですが、所々、コケがはえてぬめりがあり、外から基礎部分を見ると、水が外まで染み出ている次第でした。
施工会社に対処を依頼し、下請けの水道業者が来て確認したところ、お湯の部分の配管が破れており、約1ヵ月位かけて水が溜まったと思われるとのことでした。
(水道に関しては、水道局が来て検査をしておりますが、お湯の部分に
関しては全く自分たちで検査をしていなかったとのことでした。)
その後、吸引機とバケツを使った手作業で水を抜き、翌日乾燥機をかけました。
業者の話ではこれで大丈夫とのことですが、基礎部分や床下部分がこれから生活していくうえで、本当に問題ないのか心配でなりません。
これからの施工業者との話し合いをしていく上で、どのように対処していけばよいかお知恵をお借りできれば幸いです。
宜しくお願い致します。
床下は常に乾燥状態を保持しし続けることが大切です。
今後のチェック事項としては、土台など床下の木材の含水量に注目すべきです。
人口乾燥木材は含水量15%前後のものを使用しています。
この含水量は、今回の漏水事故で上昇している恐れがあります。
床下の乾燥と木材の含水量の双方をチェックすることが肝心です。
少なくも上昇した含水量が15%以下になるようであれば問題ありません。
含水量測定器は、3万円ていどで市販されており、業者さんが確保してくれるはずです。