高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2017.02.24

施工会社とのトラブル

質問者/k6y

北側、東側に住宅が隣接する土地に現在建築中です。
隣の家と窓がかぶらないようにお願いしてありました。多少はしょうがないと思っていましたが、出来上がってくると全く同じ位置に窓がありました。
話を聞くと隣の家の写真でブロック塀を見て何メートル地点に窓があるか確認しただけで、現地では計っていませんでした。
採光がありますから。とか言い訳ばかりしてくるのです。

確認不足の所が多々あり、壁がない所に壁を作ったり(事前に確認してもらえれば無くす事が出来た壁でした)・コンセントの数・エアコンのコンセント位置の違い・曇りガラスが透明になっていたり・玄関ドアのデザイン間違いなどたくさんあり不信感でいっぱいです。直せる所は直してもらいましたが、窓と壁は直せませんでした。

施工前に値引きをしてもらったり、棚を多くつけてくれたり良くはしてもらっていました。しかし、あまりにもの違う事が多く、たくさんクレームをつけてしまいました。直せない所もあり金額の値引きを交渉したのですか、数万円のみ。もっと確認があれば防げたのでは?と粘り、言い続けたら『脅かされてるみたい』としまいには怒り保留状態です。そして、私達が帰る前に奥に引っ込んで行く態度です。
このような値引きの交渉は良くない行為なのでしょうか?言い過ぎてしまった所はあり少し反省していますが、私達が、諦めなければいけない事なのでしょうか?しかし、施工会社の態度にも納得いきません。
長文で、申し訳ありません。
お忙しいとは思いますが、第三者からみたご意見など、相談にのって頂ける様、よろしくお願い致します。
これから生涯にわたり住み続ける住宅です。
計画段階から、設計や施工を業者さんと楽しみながら作り上げ、出来てからは、施工業者さんと協力しながら家を育てると言う概念が必要です。

本件のように設計段階では気付かなかったことが、形になれば不具合が見えてくるものです。どんな現場でも多かれ少なかれこのような事象は発生するもの。
これを施工業者さんと上手に折り合いを付けながら工事を進める必要があります。

間違いや勘違い誰もが起こすものでこれは、修正する必要があります。
施工業者も不具合が出たときに手直しを求められ、限られた予算の範囲を超える要求をされた場合は、難色を示す心情も、ある程度は理解してあげるべきでしょう。

そのうえで、出来るだけ自分の理想の住まいに作り上げてゆく必要があります。
賢明な建主さんは、施工業者を「その気にさせる」ことが上手です。
施工業者は、いくつもの現場を抱えており、資材調整などを容易に出来るもの。
まずは、施工業者との友好関係を保持する状況を構築しながら、彼をその気にさせてください。

値引き交渉よりも、思うような家づくりに近付けることを、業者さんと信頼関係を取り戻すことの方が、双方にとってもメリットが多いと思慮されます。