高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

構造・建材について

断熱性や防音性、構造の強さなど

2018.02.21

屋根の雪止めが雪で外れてしまいました

質問者/吉野

築5年の戸建て住宅です。屋根の雪止めが1本、1/14の雪の重みで根元の金具を残して外れてしまい、3メートルくらいの長さが飛び出してしまいました。落下の危険などあり、早急に撤去してもらいましたが、再度、取り付けることになります。雪止めが雪でとれてしまったということで、本来の機能を果たすまでもなく、危険なことになってしまい、心外です。注文住宅です。この修理は、工務店負担でやってもらうように要求できますか?なお、20万以上の工事ならば、火災保険が補償してくれます。よろしくお願いします。
質問の文章から屋根がどのような素材構成なのが判断できません。
雪止め部材は、瓦葺きやトタン板葺きなどで様々な形状があります。

本件は横桟の棒形状のモノを金物で固定したものと思われます。
屋根材によっては固定方法が異なるのですが、質問文章から解釈すると屋根下地材との絡みが大きいようです。
これは屋根屋さんの守備範囲を超え、施工工務店との対応が必要と思われます。

家屋損傷の要因が想定を超えるような天災だった場合、責任の全てを施工工務店に押し付けるのは難しいとも思われます。
今回14日の大雪が想定外かどうかを此処では断定できませんが、ともかく施工工務店としっかりと摺合せを行って対応すべきでしょう。
損害保険を使用するかどうかも工務店さんと相談するのが相当と思われます。