高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2016.04.06

がけ条例による工期延長

質問者/MEO

はじめまして。今週末に地鎮祭、7月上旬に上棟予定でしたが、昨日担当より電話にて、これからがけ条例に申請を出すので、それがおりるまで1か月半程工期が遅れ、申請費用も5万程かかる、とりあえず地鎮祭だけすると言われました。土地は昭和47年頃に造成され、以前の家を取り壊し更地にしたものを自分で探し、4月下旬に購入しました。契約の際担当は同席しています。設計の段階で、条例の話が少しでましたが、まあ大丈夫といったニュアンスの返事でした。昨日の説明では、古いところなので書類がなっかた等々あまり納得いく説明ではなく、謝罪もありませんでした。土地購入から半年以内に建たないと税金で損すると担当が言って10月中旬完成予定でしたが、それについての説明もありません。時期がずれることで、引っ越し、転校の準備等も予定が変わり不安です。我慢するしかないのでしょうか。
各自治体は、がけ崩れの危険性が伴う敷地に家を建築する場合、規制を設けている場合があります。
「がけ崩れ危険区域の管理に関する条例」
というのが一般的な条例だと思われます。
これは建築基準法ではないため自治体窓口での指導が伴います。

本件は、この自治体条例の事前調査が甘かったことに尽きる気がいたします。
このような申請は建築主(質問者)名で行うのが普通ですが、建築確認申請を行う業者が代行することが通例となってきました。

建築施工業者さんと、どのような契約をして約定を交わしたは判明ませんが、契約段階では竣工日と引き渡し日も明記されているはずです。
つまり契約を履行できない業者側の責任は免れないと思います。

工期が大幅にずれ込むことで、様々な諸事情が発生することは明らかです。
業者さんと工期がずれ込むことで生じる費用の負担分担も含め、丁寧に話し合いながら対応策を協議すべきと思われます。