高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2016.06.17

建築後トラブル

質問者/きんすま

自宅を5年前に新築しました。建築中から現在に至るまで、次々と判明する不具合、それに対する工務店の対応の悪さからさまざまな不満、不安を抱えています。内容は以下の通りです。?明らかにカビとわかる木材が使用されていた(建築中に当方が発見し指摘。しかしその後交換したかどうかは壁の内側なので不明)。?引き渡し後、庭に釘が放置され、車のタイヤがパンク。?西側にはLow-eガラスが入ると営業マンから聞いていたが、実際には入っていなかった。?外壁のサイディングの一部が釘の打ち忘れにより10センチほどズレ落ちた。etc…
これらを指摘しても、業者からの謝罪はなし。見えないところにどんな瑕疵が潜んでいるかわかりません。営業マンは100年でも住める家だと言っていましたが、果たしてそれも疑問です。念願のマイホームですが、今後も不安を抱えながら住まなくてはいけないと思うと、気が重いです。当然ローンも抱えています。このような業者に対して、当方がするべきことはなんでしょうか。
建築業者は、受注するまでの親切な対応が、代金回収をしてしまえば業者側のペースになりがちです。残念ながら、そのような業者を選択した責任も踏まえなければなりません。
築5年と言う事ですが、期間を経るごとに不具合に対する苛立ちが憤りとなるのは、とてもよく理解出来ます。

カビの生えた木材、クギの散乱などは、施工管理に課題があったように推察されますが築5年後の対応策は困難でしょう。
サイディングのズレ落ちで雨漏りが発生すると瑕疵担保責任を追求でき、施工者に無償対応は可能となります。

Low-Eガラスの件は、契約仕様書を確認すべきです。
言った、言わないは埒があきません。
口約束も契約のうちですが、言っていないと言われればそれまでです。
約束が仕様書や言質などで確認出来るとLow-Eガラスは、後からでも嵌め替えが出来ます。

業者に謝罪を求めるよりは、住まいの不安を解消の対応をさせる事が肝心と思われます。
そのため業者側とは、感情的にならず、出来るだけ穏やかでフレンドリーな応対を行う事が賢明です。
施工業者をその気にさせる賢いお施主様になるのが対応策の一番のようです。