工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
自然素材が売りの工務店で新築工事を依頼しました。
床は直張りでの300?の杉板なのですが、非常に床鳴りが酷く、生活に支障をきたしていました。夫婦のみで生活をしていたときは我慢していましたが、子どもが生まれて、子どもを寝かしつけたにもかかわらず、床鳴りが原因で何度も起こしてしまうことが続いていました。さすがに我慢が出来ず、同工務店に、全面的な補強によって床鳴りを軽減させるということで、新生児がいる家庭に、1週間家を空けてホテル住まいの状態となりながらの工事となりました。1Fは床下にもぐり、2Fは1F天井を剥がして、補強。室内壁や天井は漆喰。
補強工事を終えて床鳴りはほとんどなくリました。しかし、補強をした床からネジの頭が10箇所程度の場所で出ていることを発見しました(リビングとダイニングで)。幸い怪我にはいたりませんでした。
このような工事をされると、現場監督に問題を感じ、家の他の場所もこのような手抜きチェックや工事ミスがあるのではないかとヒヤヒヤしており、安心してすごせません。子どもも生まれて間もない状況で、ネジ先が出ている床では遊ばすことはできません。工務店からの言い訳は、ネジの長さを間違えたかもしれない、電動ドリルをまわしすぎたかもしれない・・というあいまいな回答。そして、結果的に「こちらのミスです」と発言される結果に。また「現場監督しながら、工事を行った」ともいわれました。現場監督して行っていればネジが出たのぐらい素人でもわかります。本当に適切な場所で現場監督を行っていたのか疑問にも感じます。
本当にこのような工務店の建てた家に、今後も住んでいて安心して暮らせるのかという気持ちに夫婦共になっています。
もっと安心できる工務店で再度立て替えてやりたい気持ちですが、現実的には容易に出来るものではないかと考えています。
上記のようなずさんな対応と経過に伴う精神的な苦痛や瑕疵などに対して慰謝料や賠償金等の請求などは出来るのでしょうか?またどの程度の金額なのか想像が出来ないのでその点も踏まえてアドバイスを頂けれれば幸いです。
床鳴りは、下地材や木床材の微妙な収縮で生ずることがあり、本件のような処置を行うことが不自然ではありません。
ともあれ、床面にビスの先が飛び出すミスはお粗末そのものと言えます。
施主が憤慨し、不信感を抱くのは当然かと思われます。
本件は、ビスを短いモノに入れ替える事で解決できます。
しかしながらこの事案で慰謝料や損害賠償をしても得るものは少ないと推察されます。
法的な瑕疵責任の伴う構造体でなく仕上げ材の事象です。
更には、施主の意向を受けて床鳴りの処置を行っている現実があります。
写真で見る限り、とても良い木材を使用しているようです。
むしろ上手に振る舞って業者さんには、今後も様々なメンテナンスフォローを行う環境をつくることが賢明な選択と思われます。