工事ミス・トラブル
床下浸水やアルミサッシの歪みなど
2016.07.15
新築 入居後6日目に水漏れ 配管ミス
質問者/はる
今年11月に注文住宅を購入しました。11月6日に入居したのですが、6日後キッチン下部から水漏れを発見し、すぐにメンテナンスの方がかけつけてくれて水漏れは止まりました。水漏れはキッチンに敷いてあるPFシートが端の方からふやけている状態で指で押すと水が滲み出てくるような状態でした。
次の日、担当工務がかけつけて状況をみると、配管をつなぐ金具が逆についていたことにより、じわじわと水が滲み出ていたようでした。下請けの水道業者のミスのようで、ハウスメーカーからは正式な謝罪はなし。水道業者も数回しか会ったことがなく謝罪はありません。真摯に対応させていただくとのことで、流しの下は取り外しができないので乾くまで乾燥剤と匂い消しのアルコールで対処していました。今月12月下旬にキッチン流し下部を切り取り、中の床部分を貼り替え、流し下板を貼る作業をするとハウスメーカーから説明がありました。
がしかし、ここまで私と夫も責任の所在が水道業者でハウスメーカーからも誰からも謝罪もなく治せばいいという姿勢にどこか違和感があり、ハウスメーカー責任者に連絡をして納得がいかない旨を伝えました。すると翌日工務担当とハウスメーカー営業責任者が菓子折りを持って謝罪にやってきました。今更の謝罪で夫婦共に落胆しています。
工事費用は水道業者のミスなので水道業者が入っている保険からだすそうなのですが、私たちとしては購入したときのキッチンにはもう戻らないのにお金を払っているなんて、、と憤慨しています。
信頼していたハウスメーカーなのに、対応にも落胆し精神的に落ち込んでいました。
どのようにこれから解決していけばよいのでしょうか?慰謝料、謝罪料の請求などはできるのでしょうか?ハウスメーカーは直したらそれで終わりだと思います。
お施主様が希望を持って新築した家での漏水トラブルと、その後の業者対応については、ご心情を推察し、心から同情いたします。
住宅建築におけるハウスメーカーや工務店の役割は、数十業種の方々を、お施主様の意に沿った方向で形にすることが使命と言えます。
また、施工後においても適切なメンテナンスフォローが必須となります。
本件のような施工ミス事案は、人の行う仕事である限りついて回る事象でもあります。
このような事案が発生した場合は、極力速やかに対応し、お施主様にストレスを掛けないことが徹底されなければなりません。
その点において本件のハウスメーカー対応には、質問者であるお施主様に対する配慮が充分でなかったように感じます。
質問にある本件では、ハード的な事案解決が済んでおり、心情的な憤慨から慰謝料請求をしても、得ることより失うことが多いと思われます。
家に住まいしているとこのような事象は、これからも多かれ少なかれ発生するものです。
場合によっては、施主の過度な使用状況や間違って起こす事象もあるものです。
ハウスメーカーとは、出来るだけ有事の時、早速駆け付けて対応して戴ける良好な人間関係を構築しておくことが賢明なお施主様とも言えそうです。