高性能・健康住宅「ファースの家」開発本部株式会社福地建装

NPO住宅110番・相談回答集

工事ミス・トラブル

床下浸水やアルミサッシの歪みなど

2020.08.25

住宅の基礎工事の配置不備による屋根の越境

質問者/katotyann

あるAハウスメーカーで新築住宅を建てています。2日前に上棟まで完了したのですが、その段階で
建物西側の屋根が境界線を越境してしまう事が判明しました。まだ業者との解決案の話までは
できていませんが、私共が思うに基礎の配置に不備があると考えております。東西の境界線から
距離600mmが基礎中心線になるように図面表記されています。屋根の?軒出と?雨どいが基礎中心
線から558mmのところにくるので越境しないギリギリのラインで設計されています。
基礎枠工事の段階で東西の境界線からの距離に差があるのを確認してハウスメーカーにその内容
を私が現地で測定した寸法値も含めてお伝えしたのですが、「大丈夫」との回答でした。
今、思えばその段階でもっと強くメーカーに言って工事中止を要請すればよかったと後悔しています。
話は長くなりましたが、質問です。
?基礎配置で図面では境界線から基礎中心線までは600mmで北側、東側境界線から平行と書かれて
 います。私が実測した境界から基礎中心までの距離で北東隅より南東隅の方が約100mmも広く
 なっていました。その結果、南西隅の距離がその分狭くなっています。基礎配置でそんなに
 大きく位置がずれるものなのでしょうか?
?もうすでに上棟まで進んでしまっています。建物図面と境界線から基礎までの距離から計算
 して越境は約55mmになります。修正する方法はあるのでしょうか?

建築にお詳しい方からのご回答、アドバイスをお願い致します。

ちなみにメーカーは現場で再測もしないで「大丈夫」と言うだけです。ここまでの苦労を考えると
悔しくなります。
いずれにしても建造物の一部が隣の敷地内に突き出てしまうことは避けなければなりません。
ハウスメーカーが何を根拠に「大丈夫」なのかをしっかりと確認すべきです。
ハウスメーカーにしても、越境して「大丈夫」という意味ではないと思われますが、確たる理由を確認すべきです。

図面上と実際の建造物では、本件のような実寸が異なる場合がありますが、それが民事トラブルになる事は避けなければなりません。
このようなサイトでは、写真も図面もなく、双方の言い分を充分に聴ける状況ではありません。

当事者のハウスメーカーとじっくりと納得のゆく解決法を確認すべきです。
屋根の一部などを短くするなどの対応策が考えられますが、その際の見た目や機能犯行なども確認する必要があります。
また、竣工後の隣人対応策やハウスメーカーの責任も問いただす項目となります。