築33年・木造2階建てです。
今年6月にシロアリ点検をした際に床下の漏水を見つけました。
範囲は家の中央から南にかけて広く、(大雨の翌日に測定したせいか)水位4センチ位でした。
(その後、晴れた日も多く、水位は下がり、今は4ミリ位のようです。)
いつから漏水があったのかは不明です。
水道業者に見てもらったところ、メーターに異常は無く、あちこち蛇口を捻ってみても水位は変わった様子がありません。
雨漏りの後等はどこにもなかったのですが、大雨の後は(家人の見れる範囲では)水位が上がったことから、リフォーム会社に調査と修理を依頼しました。
リフォーム会社によると、「溜まった水を排水してから調査するので、ベースコンクリートに数か所穴を開けて排水する」とのこと・・。
「基礎に穴を開けるのは構造上どうなのだろう‥」と思った為、「ポンプで水をできるだけ抜いてから手作業で排水を希望する」と伝えると、「ベースコンクリートの穴は、調査が終わるまでの一時的な事ですが、それがだめなら水を抜かないで調査し、調査し終わったら排水します。ポンプで排水となればコンクリートを削って水が集まるところを作らなくてはいけません。すべて手作業なら、金額がかなりかかります」と言われました。
業者は小さいながらも評判は良いらしく、リフォームの保険にも加盟しており、気遣いもあるので(ある大手インターネットリフォーム会社登録店で探しました)できればこの工務店に施工してほしいと思ってますが、提案してくる事に疑問があり、相談させて頂きました。
今の所、シロアリの様子は家全体なく、カビもそれほどではないようです。
1本だけ、水に柱が浸かっており、そこは腐食しています。
床下換気扇はありませんが(これからつける予定です)換気口が多く、通気は良いです。
お聞きしたいことは
1 この工務店で、大丈夫でしょうか?
2 ベースコンクリートに穴を開けて排水というのは有りなのでしょうか。
3 この工務店以外にも見積もりをお願いした業者がいるのですが、やはり水を 抜かないで調査する、と言ってましたが、一般的にこれでもわかるものでしょう か。
4 調査方法?改修方法について重要視することを教えて下さい。
床下面より外部地盤面の高さが高くなっていることが要因と思われます。
先ずはその高さ確認が必須です。
床下面は建築時と同じですが、外部の地盤面は様々な細工を行い高くなる事が少なくありません。
外部地盤面が高くなっていると、雨水が地盤を回り込んで浸透することが度々あります。
床下面に砂を敷き詰め、床下面の高さを外部地盤面より高くし、その砂の上にポリフィルムを敷き詰めることで解決できます。
この対策では換気扇も不必要となります。
ポンプ排水は穴をあけずに床の上から排水できます。
尚、地盤面の問題でない場合は、先ずその要因を特定することが肝心です。